岩手
2023年06月04日
キラットダイヤが3連覇へ邁進「早池峰SS」(水沢競馬)
4日(日)水沢競馬メイン第12レースはスーパースプリントシリーズ2023「第8回早池峰スーパースプリント」(水沢競馬場850メートル)。
◎4 キラットダイヤ(牝6、板垣吉則厩舎)は一昨年、中央2勝クラスから転入後、短距離重賞を総なめ。昨年も早池峰スーパースプリントを皮切りに、岩鷲賞、絆カップと3連勝。JBCスプリントJpnIにも挑戦し、2年連続で岩手の最優秀短距離馬に選出されました。その後は休養に入り、南関東へ転籍。船橋1200メートル戦で復帰して逃げ一杯4着。敗因は久しぶりの実戦と重め残り。元々が叩き良化型で上昇間違いなし。3連覇へ王手をかけました。
○8 カタナ(牡8、畠山信一厩舎)は中央ダート短距離戦で4勝。その後、名古屋を経て岩手入り。勝ち星すべて850メートル戦であげる徹底したスペシャリスト。前走、盛岡1000メートル戦2着でしたが、タイム差なし。ベスト距離で初重賞制覇に燃えています。
▲3 アヴェントゥリスト(牡7、千葉博次厩舎)は浦和800メートルで2勝、2着4回と健闘して再転入。いきなり重賞が舞台ですが、水沢850メートルは6勝、2着4回と自信の条件。好枠を生かして逃げ切りのシーンまで。
△6 エイシントゥラン(牝4、板垣吉則厩舎)は南関東2戦を使い、3カ月半の休養をはさんで再転入。初戦は5着でしたが、園田820メートル1勝の実績。叩かれた変わり身と適性が不気味。
△5 カッチャオ(牡8、佐藤雅彦厩舎)は今季2勝、2着1回、3着3回。毎回勝ち負けを演じています。相手強化ですが、ここでもマークを欠かせません。
△9 トーセンキャロル(牝4、佐藤浩一厩舎)は昨年の岩手二冠牝馬。850メートルで新味を出せるか。
<おすすめの買い目>
馬単 4→8・3・6・5 8→4(5点)
3連単(フォーメーション) 4→3・8→3・5・6・8・9(8点)
(文/松尾康司)