兵庫
2023年09月21日
遠征5頭から中心はジュデシャンス「園田プリンセスカップ」(園田競馬)
21日(木)の園田競馬メイン第11レースにグランダム・ジャパン2023 2歳シーズン「第25回園田プリンセスカップ」(2歳牝馬定量、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎1 ジュデシャンス(北海道・角川秀樹厩舎)は2戦目のリリーカップを除けば高いスピード能力を見せており、素質はトップクラス。8着に敗れたリリーカップでは中団で砂をかぶる形になって敗れており、今回の内枠ではスタートで遅れたときの心配があるが、前走のフルールカップのように好位で進めれば力を発揮できる。
○7 コモリリーガル(北海道・米川昇厩舎)は初勝利まで4戦を要したが、その後は楽に逃げ切って連勝しており素質が開花してきた。コーナリングがスムーズで小回りに難なく対応できるだろうし、距離が延びても良さそう。外枠なら不利を受ける心配がなく、逆転まで視野に入る。
▲4 フォルトリアン(大井・市村誠厩舎)は唯一南関東からの参戦になるが、北海道勢や地元兵庫勢に比べると1400メートル以上の距離を経験しているのは魅力的。大型馬でスタミナがあり、道営勢の序盤のスピードにすんなり対応できれば末脚が届くシーンまでありそうだ。
☆9 ラブミーテキーラ(北海道・田中淳司厩舎)はスタートセンスが良く、今回も逃げ濃厚。1000メートルまでしか経験しておらず、スタミナが求められる展開になると未知数な面はあるが、気分よく逃げられれば好走可能。
△3 シトラルテミニ(北海道・田中淳司厩舎)はリリーカップでジュデシャンスに先着している。前走は砂をかぶって嫌がった影響からか序盤から思うように進まなかったが、縦長の展開になるとその心配はいらない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)