岩手
2023年11月06日
桐花賞3着グランコージーが再転入「晩秋特別」(盛岡競馬)
6日(月)の盛岡競馬メイン第12レースは「晩秋特別」(A級一組、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎2 グランコージー(牡6、櫻田康二厩舎)は南関東(A2級)から3度目の里帰り。昨年、岩手版グランプリ・桐花賞で逃げて3着に粘ったスピードが身上です。転入前2戦とも7着に終わりましたが、それ以前は1勝、3着1回。今回は一線級が不在で手ごろなメンバー構成ですから、今後に弾みをつける格好の舞台となります。
○6 ゼットセントラル(セン7、菅原右吉厩舎)は今シーズンも好成績を収めて3勝、2、3着各2回。馬券対象から外れたのは準重賞・すずらん賞4着のみ。ひと息入れた前走も2着を確保しました。内枠の先行馬が競り合い、流れが速くなる可能性も十分に考えられ、展開も味方。ロングスパートを決め、首位を奪回するチャンスです。
▲1 マイネルアストリア(牡6、板垣吉則厩舎)は今季始動を6月まで遅らせましたが、すでに4勝。すずらん賞で鮮やかな逃げ切りを決めました。同型グランコージーとの兼ね合いがネックですが、うまく外に出せれば折り合いがつくタイプ。位置取りがカギを握ります。
△8 セイヴァリアント(牡7、佐々木由則厩舎)は赤松杯、シアンモア記念とも3着。前走の復帰戦9着は明らかに久々がこたえた一戦。今回はひと叩きされて上昇は疑いなし。ペース次第では一気に突き抜けるシーンまで。
△7 ダブルラッキー(牡4、菅原勲厩舎)は南関東B3級から転入後、5勝マーク。連対を外したのは前々走7着のみで、前回快勝で軌道修正。
△5 トキノパイレーツ(牡8、千葉幸喜厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。
(文/松尾康司)