岩手
2023年11月20日
控える競馬でアップテンペスト巻き返しへ「スプリント特別」(盛岡競馬)
20日(月)盛岡競馬メイン第12レースは「スプリント特別」(オープン、盛岡競馬場ダート1000メートル)。
◎3 アップテンペスト(牝4、佐藤雅彦厩舎)は前走3着でしたが、同型ハナレイの出鼻を叩いて先手を主張したため最後が甘くなり、差し2頭の決着になりました。今回は距離が1000メートルへ短縮されましたし、外追走なら控える競馬も問題なし。2番手キープから直線抜け出しを決めたいところです。
○2 ダイセンメイト(牝4、菅原勲厩舎)は短路線にシフトして9勝を荒稼ぎ。非凡なスピードを存分に発揮しています。前走・OROターフスプリントは芝からダート変更より大外12番枠に入った上、痛恨の出遅れ。消化不良の一戦になりました。今回は絶好の内枠を引き当て、主導権を握るのは確実。反撃必至でしょう。
▲1 セイシークエンス(牝4、佐々木由則厩舎)は今シーズン3勝、2着4回、3着2回。着外わずか2度のみと抜群の安定感を誇っています。1000メートル戦も3戦1勝、2着1回の実績がありますが、気になるのが9着凡走したのが7走前の1000メートル戦。好位追走から早々と失速しました。インでうまく脚をためることができるか、がカギを握ります。
△6 カミノコ(牡8、佐藤祐司厩舎)は強烈なまくり脚が武器。ベストは1200メートル戦で1000メートルは若干微妙ですが、ハイペースなら一気に台頭のシーンまで。
△8 カルーナブルガリス(牝4、飯田弘道厩舎)は盛岡芝1000メートルのコースレコードを更新。ダートも1000メートルならこなせます。
△4 カタナ(牡8、畠山信一厩舎)は5カ月ぶりの実戦で大幅な体重減。叩かれた変わり身次第です。
(文/松尾康司)