名古屋
2024年01月18日
差し脚魅力のマイネルナラティヴ「金シャチJkオールスターズ」(名古屋競馬)
1月18日(木)の名古屋競馬メイン第10レースは「金シャチJkオールスターズ」(B級、名古屋競馬場1500メートル)。
名古屋の騎手競走は出走馬すべてにVチャンスがあるように番組編成するため、馬券的中がとにかく至難。勝ち負けレベルの馬がズラリとそろって本日一番の難解な一戦となっている。ただいつも以上に勝ちにこだわるレース性質から、ジョッキー競走は速く激しい流れになりやすい。ハイペースな差し馬向きの展開と読んで、上昇ムードがうかがえる◎4 マイネルナラティヴ(牡4、大畑慧悟騎手)から狙いたい。昨秋復帰後、使われるたびに調子を取り戻し、2走前のA級5組特別で自慢の切れを発揮し、A級初連対を果たした。3歳時に中央馬との条件交流戦(23年4月)で勝ち切っているように、速いペースのレースを得意とし、3歳1組特別Vも同じ1500メートル戦。8戦3勝、2着2回、3着1回の高い1500メートル戦歴はプッシュ材料と言える。注文通りハイペースで推移すれば、シャープな差し脚で頭まで突き抜ける。
実績上位は○3 ペイシャリルキス(セン8、山田祥雄騎手)。前走でマイネルナラティヴに先着しており、休養前にはA級勝利を飾っている実績派。戦歴から距離短縮を歓迎し、当然ここも勝ち負けだ。
抜群の安定感を誇る▲2 ハングリーゴースト(セン4、今井貴大騎手)は馬券に必須な1頭。一般格付け後を含めて9戦連続して馬券貢献中の堅実駆けタイプで、確かな末脚を持つ。発馬に課題を残すため、内枠スタートが好走ポイントになりそうだ。
穴は△12 ジョブックルーチェ(牝6、細川智史騎手)。約半年ぶりの実戦をひと叩きして調教、追い切り気配が大幅にアップ。本質的にはもう少し距離はほしいが、ひと叩きした効果で変わり身が期待できる。
(文/中部地方競馬記者クラブ)