兵庫
2024年01月31日
三度目の正直なるかイリュージョン「ひょうごの穂々笑実特別」(姫路競馬)
31日(水)の姫路競馬メイン第11レースに「ひょうごの穂々笑実特別」(B2、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎7 イリュージョン(牝4、北野真弘厩舎)が転入3戦目で兵庫初勝利を目指す。初戦はトモを落として出遅れ、前走は五分にスタートを決めて2番手から抜け出しを図ったが、逃げ切った勝ち馬にクビ差届かず2着だった。少し勝ちみに遅い印象はあるが、前走の内容を見ていると直線の長い姫路に替われば差し切れるか。今回は傑出馬不在でチャンスを迎えた。
○1 イイデチャンプ(牡6、寺地誠一厩舎)は3走前の転入初戦を勝った後が案外だが、今回は逃げ馬不在で、積極的にハナを切ることができそう。竹村達也騎手とのコンビ復活で巻き返しを警戒したい。
▲11 クラウドボウ(セン5、松浦聡志厩舎)は1400メートルより短い距離がベストだが、今回は絶好の大外枠に入った。前走は結果的に少し早仕掛けになったが、じっくり脚をためて展開がハマったときには一発がある。
☆6 メイショウキンカク(牡7、栗林徹治厩舎)は今回のメンバーで最多の姫路2勝を挙げる。前走は800メートル戦だったが、この馬らしく長く脚を使って6番人気ながら3着に好走した。距離延長はまったく問題なく、引き続き好走が期待できる。
△3 ギユウ(牡5、盛本信春厩舎)は前走が案外だったが、折り合いの難しい馬で気ムラな面が出てしまったか。中1週でも状態は維持できており、廣瀬航騎手との初コンビで一変があるか。
△5 ダンスデミルリトン(牡5、渡瀬寛彰厩舎)は差しに構える競馬を覚えてから大崩れがなくなった。今回も流れに乗れば上位を狙える。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)