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レース巧者ハッピーミークがリード「ぎょしゃ座特別」（名古屋競馬）

2月12日（振・月）の名古屋競馬メイン第11レースは「ぎょしゃ座特別」（B級1組、名古屋競馬場1700メートル）。

勝ち上がり対決のハイレベル戦だが、当地7戦6連対の好素材◎9 ハッピーミーク（牝4、角田輝也厩舎）が軸馬にぴったり。昨秋の転入後、C級編入から1戦ごとに確実に力を蓄え、B級昇級後も3戦2勝、2着1回と地力アップに成功する。先行力があって好位から安定したソツのない運びができるレース巧者で、末脚もしっかり。おのずと結果が残る。好調馬ぞろいだが、ライバルたちの動向が見やすく、流れに乗りやすい外枠スタートも好都合。1開催間隔を空けたことで中間は調教強化し、追い切りの動きに鋭さもアップする。V最短と言えそうだ。

逆転候補は多いが、前走の豪快な勝ちっぷりが際立った○7 ローザキアーロ（牝5、角田輝也厩舎）は高評価が必要。一気に仕掛けてひとまくりし、8馬身圧勝劇は能力がなければできない芸当。スピード負けしやすい1500メートルよりレースがゆったり流れる中距離が合うタイプ。12月のC級1組特別ではハッピーミークに1馬身半振り切られたがリベンジを図る。

同タイプの逃げ、先行派が多いが、スピード好調な▲2 フェルクアーサー（牡5、川西毅厩舎）も有力なV候補。前走は粒ぞろいメンバーの特別戦での2馬身半差快勝で値打ちは十分。ここも先行態勢を築いて粘り込みたい。

一方、速い流れになれば、△4 メイショウコムスビ（牡4、安部幸夫厩舎）、△6 イントゥザファイア（牡4、角田輝也厩舎）に出番が到来。