レース展望・予想

金沢

2024年03月11日

転入初戦馬たちに熱視線「能登半島地震復興支援杯2」(金沢競馬)

3日間連続で開幕した2024シーズンの金沢競馬は、3月11日(月)に2日目が行われます。メインカードは第11レースで争われる「能登半島地震復興支援杯2」(B1級四組、金沢競馬場1400メートル)で、今季から金沢へやってきた転入馬たちがどんな走りを見せるか注目されます。

◎6 ガンブーツダンス(セン6、中川雅之厩舎)は、大井C級からの転入馬でしぶとい先行力を武器にこれまで2勝、2着4回と連絡みしています。金沢に来てB1級からのスタートはややクラスが見込まれた感じもしますが、追い切りではパワフルな動きを見せており、先月まで使われていたとあって、冬休み明けの相手と比べると仕上がり面は有利。1600メートル以下の短い距離を多く使われていたことから、転入初戦で1400メートル戦を走れるのはプラスで、どれほどの先行スピードを見せてくれるのか楽しみです。

○7 ノーウェイ(牡9、黒木豊厩舎)は昨春に大井から転入してきていきなりA2級で3連勝しましたが、A1級にクラスが上がってからは入着いっぱいのレースが続いていました。しかし今季はB1級にクラス下がったことで息を吹き返す可能性は十分にあります。昨終盤は軽めの調整が続いていましたが、冬場に自厩舎で休養したことで連戦の疲れは癒えたようで、連日追い切り時計を出すまで回復しています。1400メートルは金沢A1級で1戦しかしていませんが、こなせない距離ではありません。

▲11 イズジョーアーサー(牡5、金田一昌厩舎)は昨春に笠松から転入してきて勝ち切れないレースが続いていましたが、最終戦の1400メートル戦で後方一気の差し切りを決めて金沢での初白星を飾りました。クラスがB1級に上がってどうかですが、引き続き1400メートル戦を走れるのは歓迎で、今回も後方で脚を溜めて上位進出をもくろみます。

浦和から転入してきた△2 サノノビーチ(牝4、加藤和宏厩舎)は、実績面でガンブーツダンスと比べると見劣りますが、追い切りでは好時計で駆けて動きは目立っています。B1級からのスタートは楽ではありませんが、好位をキープできれば粘り込みもありそうです。

△10 マウントゴールド(牡11、井樋一也厩舎)は中央で芝2000メートルのオープン特別勝ちもある実績馬です。前戦地の笠松ではA級で着外続きでしたが、金沢のB1級なら復調のきっかけがつかめるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
6⇔7・11・2・10(8点)

3連単(フォーメーション)
6→7・11・2・10→7・11・2・10
7・11・2・10→6→7・11・2・10(24点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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