名古屋
2024年03月13日
叩き2走目で上昇トミケンシャイリ「蛤特別」(名古屋競馬)
3月13日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「蛤特別」(A級3組、名古屋競馬場1700メートル)。
復帰戦をひと叩きした実績派◎11 トミケンシャイリ(牡6、竹下直人厩舎)に早くもVチャンス到来だ。ブランク大きい1年ぶりの実戦復帰で、追い切りの動きやタイムひと息で臨んだ前走。しかし2番手からしぶとく粘り、いきなり2着をキープした。ペースよく駆けた勝ち馬に直線振り切られたが、東海ダービーを含めて重賞V5の底力を改めて示した走りと言えた。仕上がり過程だった復帰戦を使われたことで中間気配は大きく上昇。調教や追い切りの動き、反応がよくなってきた。まだ復調途上も大きな上積みがある2走目。手ごろな相手との対戦、A級3組特別でもある。華麗な復活劇を期待したい。
相手筆頭は堅実駆けに定評がある○5 クロステック(牡5、藤ケ崎一人厩舎)。勝ちみは遅いもののA級昇級後、5戦1勝、2、3着各2回とすべてのレースで馬券貢献する安定勢力。ゆったりしたローテーションで今回も調整十分で臨む。当然高い評価が欠かせない。
直線の追い比べなら▲2 タマモモンレーブ(牡5、坂口義幸厩舎)に出番。前走は甘いスタートと不利な最内1枠スタートが影響した2着と言えた。再度、内枠スタートだが上手くさばいて直線勝負に持ち込みたい。
そのタマモモンレーブと前走差のない好勝負を演じている△7 ミヤビデロス(牡4、藤ケ崎一男厩舎)も連争いが可能。
(文/中部地方競馬記者クラブ)