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久々でも態勢整うエスペルト「アイリス賞」（水沢競馬）

12日（火）の水沢競馬メイン第12レースは令和6年能登半島地震被災者支援競走「アイリス賞」（B1級一組、水沢競馬場1600メートル）。

◎10 エスペルト（セン7、板垣吉則厩舎）は南関東B3級から転入。4戦3勝、2着1回の好成績をあげましたが、骨折が判明して約半年の休養。今回は久しぶりの実戦が最大のネックですが、追い切りで上々のタイムをマーク。岩手3勝はいずれも“強い”の一語。A級入りを目前に控え、好発進を決めたいところでしょう。

○6 ヤマショウブラック（牡8、小林俊彦厩舎）は昨年、順調な滑り出しを決めましたが、5月のA級戦を快勝後、脚部不安が発生。約4カ月半の休養を余儀なくされました。復帰後は精彩を欠きましたが、昨最終戦3着。好ムードでシーズンを終えました。大型馬ながら久々を苦にしないタイプ。いきなり勝ち負けに持ち込めそうです。

▲5 サンエイブレーヴ（セン5、菅原勲厩舎）は昨年、クラス降格にも恵まれて4勝、2着1回。凡走ケースが多いのは気性面によるもの。むしろ休み明けの方がレースに集中でき、一発の可能性は十分。

△3 ロワマージュ（セン7、酒井仁厩舎）は中央ダート3勝、南関東B1から岩手入り。当初は伸びひと息でしたが、叩かれながら本領発揮。7戦連続で連対を継続中です。B1昇級ですが、むしろ格上の存在です。

△4 コリコ（牝5、木村暁厩舎）は南関東C2級から転入。岩手の水が合い、4勝、2着4回。B1級でも勝ち負けを演じ、ここでもマークが欠かせません。

△9 ヤマニンパジャッソ（牡7、伊藤和厩舎）は笠松A級から転入後、4着が最高ですが、B1降格で相手が緩和されました。