兵庫
2024年04月17日
ヒメツルイチモンジがオープン昇級を狙う「穀雨特別」(園田競馬)
17日(水)の園田競馬メイン第11レースに「穀雨特別」(A2B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎10 ヒメツルイチモンジ(牝4、新子雅司厩舎)の前走は軽快に逃げたガリバーストームを捉えきれずに2着だったが、2走前の黒潮スプリンターズカップに出走した際に減った馬体は回復しており、状態面は大幅に良くなっていた。引き続き好調を維持できており、強敵が抜けた今回は押し切れそうだ。
○2 グランドルチル(牡5、諏訪貴正厩舎)はA2昇級の前走が4着で久々に馬券圏外に外れたが、スローペースのなか後方から追い込んで、3着馬とクビ差なら上々の内容だった。今回の強敵ヒメツルイチモンジをマークして進めることができれば差は縮まりそうだ。
▲5 サトノグラン(セン10、山口浩幸厩舎)は後方待機から差を詰めることができなかったが、ガリバーストームがペースを落として逃げたため展開が向かなかった。今回はニネンビーグミの逃げが予想されるが、極端にペースが落ちることはなさそう。絶好の流れが期待できる。
☆12 トウケイタンホイザ(牡7、有馬澄男厩舎)の前走は最後方を追走していたが、本来は先行した方が好走の可能性が高い。内のニネンビーグミについていくかたちで先行できれば一発がありそうだ。
△8 カキエモン(牡6、諏訪貴正厩舎)は依然としてゲート入りに課題を残すが、力の差はない。ゲートにすんなり入って五分に出ることが好走条件になる。
△9 ミルトプライム(牡4、保利良平厩舎)はJRAからの転入初戦だが、門別、浦和で好走実績があり、地方の馬場は難なく対応できそう。能力検査では好時計が出ており、あとはA2編入でどこまで通用するのか注目だ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)