レース展望・予想

笠松

2024年04月29日

外枠でゴールドレッグスの変身期待「飛山濃水杯」(笠松競馬)

4月29日(祝・月)の笠松競馬メイン第12レースは「第6回飛山濃水杯」(4歳以上、笠松競馬場1400メートル)。

5月の当地重賞・オグリキャップ記念のトライアルでもある交流重賞に遠征馬5頭を含む、短距離巧者が集まったハイレベルバトル。

激しいV争いだが、近走決まってレースで不利に泣く◎9 ゴールドレッグス(セン6、安部幸夫厩舎)を狙い撃ちしたい。東海転入後、新春の名古屋記念から、4、1、5、2、3着。決まって勝ち負けを演じてみせるが、勝ち切れない走りが多い。ただ地元名古屋では馬場の重いインコースを通らされる内枠スタートに泣き、差し届かず終わる走りがしばしば。外枠スタートがかなった2月の笠松・白銀争覇ではハナ差2着。スタート直後の落鉄アクシデントが影響した惜敗とも言えた。前走A級1組での3着も最内1枠スタートのマイナス要素があった。しかし今回、末脚自慢にとって、流れに乗りやすくライバルの出方をうかがいやすい絶好の外枠スタートがかなった。白銀争覇の走りから重賞クラスの実力は証明済み。主戦・岡部誠騎手も底力を評価している。スムーズに流れに乗れば念願の初タイトル獲得だ。

ただ逆転候補は多い。その筆頭は白銀争覇で差し返し重賞ウイナーに仲間入りした○11 バーニングペスカ(牡9、兵庫・橋本忠明厩舎)。ゴールドレッグスと同様に外枠時に好走が多く、白銀争覇同様、11番スタートで重賞連勝をうかがう。

スピード比較なら▲5 オヌシナニモノ(牡7、金沢・佐藤茂厩舎)がナンバーワン。中央ダートでオープンに上り詰めた実績派は金沢移籍後、昨年6月の日本海スプリントなど重賞2勝。馬場が軽く直線の短い笠松コースは脚質にぴったり合う。

本質的には距離不足も、堅実駆けに定評ある△7 コンビーノ(牝5、竹下直人厩舎)も馬券に欠かせない。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
9⇔5・7・10・11(8点)

3連単(フォーメーション)
9→5・7・10・11→5・7・10・11
5・7・10・11→9→5・7・10・11(24点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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