岩手
2024年04月29日
メンバー有利なグローリーグローリ「桜花特別」(水沢競馬)
29日(祝・月)の水沢競馬メイン第12レースは「桜花特別」(A級一組、水沢競馬場1800メートル)。
◎1 グローリーグローリ(牡9、菅原勲厩舎)は中央ダート4勝、障害1勝から昨年3月に転入。あっさり2連勝を飾り、赤松杯を快勝。シアンモア記念は5着に終わりましたが、あすなろ賞で首位を奪取しました。続く一條記念みちのく大賞典4着後。夏負けのために3カ月余り休養。復帰後は2着1回にとどまり、今季2戦とも着外。しかし今回は走り頃の休み明け3戦目。メンバーも手ごろになりました。
○7 マイネルアストリア(牡7、板垣吉則厩舎)は昨年5勝、2、3着各2回。着外は一條記念みちのく大賞典10着、桐花賞8着のみと抜群の安定感を誇りました。今季初戦は早々と失速し10着でしたが、マークが厳しかった印象。ゆったりと流れる1800メートル向きですから反撃必至。
▲3 ステイオンザトップ(牡10、小林俊彦厩舎)は一昨年の一條記念みちのく大賞典馬。転入3連勝をマークして主役に躍り出ましたが、屈けん炎が発生して1年の長期休養。昨年は1戦のみに終わり、今回も約8カ月ぶりの実戦ですが、地力上位は明らか。
△4 グリニッジシチー(セン8、飯田弘道厩舎)は中央2勝、高知5勝から岩手入り。近走は1400メートルをメインに使われていますが、中央の勝ち星はいずれもダート1800メートル戦。いきなり勝ち負け十分。
△2 タイセイメガロス(牡7、木村暁厩舎)は初戦9着でしたが、ひと叩きされて2着確保。これで通用のメドが立ちました。
△8 ゴールドギア(牡9、伊藤和忍厩舎)は忙しいマイル戦より1800メートルが合います。
(文/松尾康司)