岩手
2024年06月02日
バウンスライト重賞初制覇へ「ウイナーカップ」(水沢競馬)
6月2日(日)の水沢競馬メイン第11レースは3歳重賞「第48回ウイナーカップ」(水沢競馬場1400メートル)。
◎10 バウンスライト(牡、伊藤和忍厩舎)は中央3戦0勝から岩手入り。あっさり2連勝をマークし、重賞・イーハトーブマイルへ強気の挑戦。スタートで後手を踏みながらも直線で鋭く伸びて3着を確保しました。今回も重賞の常連がそろいましたが、母コスモフットライトは南関東11勝の強豪牝馬。重賞初制覇にまい進します。
○2 コンバットスプーン(牝、三野宮通厩舎)は2歳時に2勝をあげ、ネクストスター盛岡2着、ビギナーズカップで3着。冬場は南関東へ移籍して4戦着外に終わって里帰り。初戦のダイヤモンドカップは7着でしたが、イーハトーブマイルで2着に反撃。先行粘りを身上とするタイプで水沢1400メートルは望むところ。好枠からアッサリまで十分。
▲8 ミヤギシリウス(牝、畠山信一厩舎)は今季初戦の3歳牝馬重賞・あやめ賞を快勝。待望の初タイトルを獲得しました。留守杯日高賞4着、前走5着と伸びを欠いていますが、ベストの条件で巻き返しに意欲満々です。
△1 リトルカリッジ(牝、菅原右吉厩舎)は昨年4勝をマークして重賞・金杯を優勝。今シーズンは本来のシャープさを取り戻していませんが、ここでは格上の存在。復活を期待したいところです。
△7 マルケイフォルテ(牡、石川栄厩舎)はデビュー戦の芝で3着でしたが、ダートに戻って6戦連続で連対中。メンバーは大幅に強化されましたが、底を見せていません。
△9 サンエイキャノン(牡、佐藤浩一厩舎)は2戦大敗が気になりますが、地力は互角以上。
(文/松尾康司)