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リードザウイニングに勝機到来「金沢競馬でチャンスをつかめ！」（金沢競馬）

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。6月4日（火）の注目カードは最終第12レースの今年新設された企画競走「金沢競馬でチャンスをつかめ！」（C2級十三組、金沢競馬場1400メートル）です。C2級で過去5開催以内に3走以上して獲得賞金が0円のメンバーばかり集められており、6頭立ての少頭数になりましたが、どの馬も復調のきっかけをつかもうと力が入っています。

◎5 リードザウイニング（セン7、鋤田誠二厩舎）は昨夏から連絡みがなく、今季も5走してまだ掲示板に上がっていません。3戦連続6着ですが、不振馬ぞろいの今回のメンバーでは一番成績が安定しており、好位をキープできる先行力は魅力です。今回は長めの距離を追い切られて調教も意欲的で、2年ぶりの白星をつかみ取れるかが注目されます。

○2 スマッシュパワー（牡7、高橋道雄厩舎）は今季B2級からC2級へクラスが下がったことで開幕戦から人気を集めましたが、6、7、8、9着と走るごとに着順は下降しています。前走もスタートから出ムチを入れて先手を奪いに行きましたが逃げることはできず、4コーナーで離されて最下位に沈んでしまいました。しかし今回の顔触れならハナは主張できそうで、4コーナーを先頭で回ることができれば直線粘り込むことは可能です。

▲1 リコーランカスター（牝5、室井眞文厩舎）も昨年11月下旬に2着に逃げ粘って以降連対から遠ざかっています。特にここ3走は10着の大敗続きで今季は苦戦が目立っています。単騎逃げに持ち込めると強さを発揮するタイプで、最内枠から好ダッシュを決めてスマッシュパワーとの先手争いを制することができれば、前残りが図れるかもしれません。

△3 ナッシングマターズ（牡5、川添明弘厩舎）は昨冬に佐賀から転入してきて後方追走一杯のレースが続いています。しかし調教の動きは常に悪くなく、今回も中間に2本の追い切りを消化して乗り込まれています。レースで調教時に見せている反応の良さを発揮することができれば、直線追い上げてきそうです。

△4 スカーレットリボン（牝8、高橋道雄厩舎）も今季は最下級のC2級で喘いでいますが、2走前の1400メートルではリードザウイニングにコンマ2秒差まで迫っています。その時の走りが再現できれば、上位進出もありそうです。