岩手
2024年06月09日
距離適性上位ダイセンメイト「早池峰スーパースプリント」(水沢競馬)
9日(日)の水沢競馬メイン第12レースは「第9回早池峰スーパースプリント」(水沢競馬場850メートル)。
◎3 ダイセンメイト(牝5、菅原勲厩舎)は今季2戦目から2連勝を飾り、水沢850メートル戦で通算10勝をマーク。同条件では負け知らずで、絶対的な適性を誇っています。前走・盛岡1000メートル戦は4着に終わりましたが、いずれも差しタイプに屈したものその一戦を叩いて早池峰スーパースプリントは予定どおりのステップ。重賞初制覇に王手をかけました。
○7 トンデコパ(牝6、板垣吉則厩舎)は21年に北海道3勝から転入。いきなり水沢850メートルのレコードを更新しました。以降は南関東、岩手を行き来して今年3月に3度目の転入。初戦3着にまとめ、続く水沢850メートル戦で1番人気に支持されながら5着止まり。その後は千葉で休養。約2カ月ぶりの実戦になりますが、リフレッシュして反撃に転じます。
▲4 ミニアチュール(牝4、佐藤祐司厩舎)は昨年の岩手二冠馬。ロジータ記念遠征から着外が続きましたが、前回快勝。短距離に矛先を変えたのが成功しました。過去最短は1000メートルですが、破壊力を武器に連勝を狙います。
△8 グットフォーチュン(牝5、櫻田康二厩舎)は距離未経験ですが、決め手一目。先行激化は必至ですから一気台頭のシーンまで。
△1 カタナ(牡9、畠山信一厩舎)はダイセンメイトと同じく850メートルのスペシャリスト。岩手の勝ち星3勝すべて同条件でマークし今季も2、3着を確保。ここでも上位扱いが当然。
△9 ビクトリールーラー(牡5、齋藤雄一厩舎)は前々走2着でしたが、ダイセンメイトに半馬身差まで肉薄。
(文/松尾康司)