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レース展望・予想

金沢

2024年06月09日

リケアマロンが二冠制覇狙う「石川優駿」(金沢競馬)

今年の金沢競馬3歳チャンピオンを決める「第8回石川優駿」(3歳、金沢競馬場2000メートル)が、6月9日(日)の最終第12レースで争われます。ネクストスター金沢の勝ち馬で今年の地元“ダービー”候補として有力視されていたダヴァンティが前走B1級古馬相手にまさかの大敗を喫したため状況が一転。JRAからの転入組にも制覇のチャンスがある激戦ムードになりました。

◎9 リケアマロン(牝、加藤和義厩舎)は金沢3歳重賞一冠目の北日本新聞杯(1700メートル)で後続を5馬身引き離す圧勝劇を演じて重賞初制覇を飾りました。単勝1番人気に支持されたリメンバーアポロが向正面で故障を発生し競走中止するアクシデントもありましたが、好位の2番手をキープして4コーナーで先頭に立ち、そのまま直線独走する強い勝ちっぷりでした。その後は滋賀の育成牧場へリフレッシュ放牧に出され5月末に帰厩。5日の本追い切りでは馬なりで前走を上回る好時計で動いています。これまでこのレースを4回制している吉原寛人騎手が今回から手綱を握る点も心強く、さらなる距離延長さえ問題なければ、第2回のアルファーティハ以来となる中央未勝利からの転入馬による“ダービー”制覇がありそうです。

○6 ナミダノキス(牡、金田一昌厩舎)も中央未勝利からの転入馬で、金沢入りしてから3戦3勝とまだ土がついていません。特に前走の石川優駿トライアル特別は距離が1900メートルに延びたにもかかわらず、好位追走から3〜4コーナーを先頭で回って直線で後続を突き放すこれまでと同様の強い勝ちっぷりでした。直前の追い切りではA1級古馬のセブンダートオーと併せて先着しており、底知れぬパワーを感じます。馬体重が530キロ以上もあり、もし勝つなら第5回のアイバンホー以来となる大型牡馬による“ダービー”制覇になります。

▲1 ダヴァンティ(牝、佐藤茂厩舎)は前走のB1級一組(1400メートル)で初めての番手競馬に戸惑い11着に崩れましたが、1週間前に行った追い切りでは馬なりで今季一番の動きを見せました。これまで1500メートルを超える距離は経験がなく未知数ですが、折り合いをつけてマイペースの逃げに持ち込むことができれば、2000メートルでも際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

△2 ハリウッドスマイル(牝、中川雅之厩舎)は3歳牝馬重賞のノトキリシマ賞(1500メートル)の勝ち馬で、前走のA2級二組(1400メートル)は初の古馬相手でしたが、終始2番手をキープして2着に粘り込みました。ダヴァンティには開幕戦の3歳A1組(1500メートル)で3着に敗れていますが、着実に力をつけている今の状態なら先着することは可能です。

△7 ロックシティボーイ(牡、加藤和宏厩舎)は中央未勝利からの転入馬で、前走の石川優駿トライアル特別でナミダノキスに3馬身差の2着に敗れましたが、直線に向けば確実に追い上げてくる末脚は魅力。ダヴァンティがハイペースで飛ばして前が総崩れの展開になるなら、直線浮上するチャンスがありそうです。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
9⇔6・1・2・7(8点)

3連単(フォーメーション)
9→6・1・2・7→6・1・2・7
6・1・2・7→9→6・1・2・7(24点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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