岩手
2024年07月07日
2度目の制覇なるかアトミックフォース「せきれい賞」(盛岡競馬)
7日(日)盛岡競馬メイン第12レースは、地方全国交流「第46回せきれい賞」(盛岡競馬場芝2400メートル)。
◎9 アトミックフォース(牡8、船橋・山下貴之厩舎)は一昨年のせきれい賞をコースレコードで制し、岩手県知事杯OROカップを2年連続で優勝。盛岡芝3戦3勝とパーフェクト成績を誇っています。昨年のOROカップ圧勝後、順調さを欠いて今年2月から戦列離脱しましたが、前走6着を叩いて芝・せきれい賞は予定どおりのステップ。今年8歳ですが、実績断然。コース適性を前面にせきれい賞2度目の制覇へまい進します。
○1 ヴィゴーレ(牡6、大井・高野毅厩舎)はアトミックフォースが不在だった昨年のせきれい賞を優勝。キズナ産駒の良血馬が初重賞を獲得しました。帰郷後も1勝をマークし、休養明けの前々走で2着を確保。以降はこの一戦に照準を合わせて調整を進め、逆転2連覇を目指します。
▲4 ゴールドギア(牡9、伊藤和忍厩舎)は昨年、ヴィゴーレの3/4馬身差2着。11月以降はダート戦が続きましたが、あすなろ賞2着、一條記念みちのく大賞典3着に健闘しました。今度は待ちに待った芝が舞台ですし、2400メートルの距離も望むところ。
△2 マンダリンヒーロー(牡4、大井・藤田輝信厩舎)はサンタアニタダービーGIでハナ差2着。ケンタッキーダービーGIにも出走して話題を集めました。2歳11月以降は勝ち星から遠ざかっているため、今回は芝に活路を求めての遠征。注目の一戦となりました。
△11 ブローヴェイス(牡5、木村暁厩舎)は3歳時に芝2400メートルの重賞・サファイア賞を優勝しています。
△6 ソロフレーズ(牡9、齋藤雄一厩舎)は盛岡芝3勝。反応が一変の可能性があります。
(文/松尾康司)