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ウィルソンウェイの素早い反撃に期待「夏空特別」（笠松競馬）

7月3日（水）の笠松競馬メイン第9レースは「夏空特別」（3歳1組、笠松競馬場1600メートル）。

◎6 ウィルソンウェイ（牡、加藤幸保厩舎）の仕切り直し戦だ。重賞初参戦だった前走・ぎふ清流カップはシンガリ12着大敗。力の壁に跳ね返されたというよりは、展開に尽きるのではないか。ひと息のスタートで不利な後方からのレースを余儀なくされては、持ち前の先行力が発揮できないのも当然だった。中央在籍時に7戦中、2回の馬券貢献を含めて6度ひと桁着順に食い込んでいる好素材。同条件の1組特別は2走前に先行快勝しており、有利な参戦でもある。調教、追い切りは軽めも中間気配は悪くない。素早く巻き返して力を再びアピールしたい。

転入馬○4 レッツコーディー（牡、加藤幸保厩舎）はいきなり警戒が必要。レベルの高い南関東の新馬戦を快勝した飛び切りの好素材は、2走前にも2着に食い込んだように底力十分。手探り面がある転入戦も、手ごろな相手関係に変わった東海移籍。強敵相手にもまれてきた力と経験値は軽視できない。

勢い魅力は転入後、無傷の3連勝を果たす▲5 サンセットカラー（牝、森山英雄厩舎）。相手強化の初めての1組参戦だが、中央時に入着実績があり、直線での競り合いにも強い勝負根性の持ち主。直線勝負に持ち込めば4連勝は可能。

穴はムラ駆けタイプも一発の力を秘める△2 メイプルキャップ（牡、伊藤強一厩舎）。