岩手
2024年08月11日
転入戦リケアマロンに注目「ひまわり賞(オークス)」(盛岡競馬)
11日(祝・日)盛岡競馬メイン第11レースは3歳牝馬クラシック二冠目「第38回ひまわり賞(オークス)」(3歳牝馬、盛岡競馬場ダート1800メートル)。
◎10 リケアマロン(菅原勲厩舎)は中央ダート1400メートルで4着1回、ダート1200メートルで5着2回から金沢・条件交流へ参戦して2着。そのまま金沢へ移籍してあっさり2連勝。重賞・北日本新聞杯を完勝しました。続く石川優駿は2着でしたが、2000メートルが長かったのも敗因。牝馬重賞・加賀友禅賞で逃げ切りを決め、転入戦をオークス制覇で飾るか注目です。
○5 コモリリーガル(瀬戸幸一厩舎)は昨年、盛岡で行われたプリンセスカップを2馬身差で快勝。園田プリンセスカップに続いて牝馬交流2連勝を飾りました。その後、姫路で一戦使って北海道へ帰郷し1勝、3着2回の成績をあげて転入。初戦・やまびこ賞は逃げ一杯で5着でしたが、ひと叩きされて動きが一変。盛岡1800メートル2度目で逆転首位まで十分。
▲9 セイバイラック(板垣吉則厩舎)はやまびこ賞で3着とコモリリーガルに先着。一貫して重賞路線を歩み続け、条件を問わず毎回のように上位を確保しています。いまだ1勝のみと勝ち切れないのがネックですが、有力候補の一角を形成します。
△6 コンバットスプーン(三野宮通厩舎)は軽快な先行力と粘りが身上。交流・オパールカップでも4着に粘りました。距離克服が課題ですが、ペースが落ち着けば持ち味を発揮。
△4 ノースビクトリー(工藤裕孝厩舎)は南関東2勝。休み明けを使って変わり身確実。
△7 ルボートン(関本浩司厩舎)はいい脚を長く使えるのが魅力です。
(文/松尾康司)