レース展望・予想

金沢

2024年09月01日

高知シンメデージーが断然「西日本3歳優駿」(金沢競馬)

9月に入って初週の金沢競馬は日、火曜日の開催になります。1日(日)のメインカードは最終第12レースで争われる西日本地区6県交流「第9回西日本3歳優駿」(地元デビュー3歳、金沢競馬場2000メートル)です。

台風10号の影響が心配されますが、高知、佐賀、名古屋、笠松から2頭ずつ、兵庫から1頭の計9頭が参戦してきました。8月に入って読売レディス杯、イヌワシ賞と高知所属馬が金沢の交流重賞を連勝していますが、今回も高知勢が人気を集めそうです。

◎3 シンメデージー(牡、高知・打越勇児厩舎)はデビューから無傷の6連勝で西日本クラシック(園田1870メートル)を制すと、東京ダービーJpnI(大井2000メートル)でも4着に伸びて地方馬で最先着を果たしました。大井遠征後は牧場へ放牧に出されてリフレッシュし、8月下旬に高知へ帰厩。余力十分な手応えで追い切りを2本消化して金沢へ挑んできました。今回の顔ぶれならポテンシャルの違いは明らかで、東京ダービーJpnIに引き続いて吉原寛人騎手が手綱を握るのも心強いです。秋の目標であるダート三冠最終戦のジャパンダートクラシックJpnI(10月2日、大井2000メートル)に向けてしっかり弾みをつけたいところです。

相手も同じ高知の○2 シシノブレイブ(牡、高知・細川忠義厩舎)が有力です。2歳秋のネクストスター高知で3着に追い上げており、3歳になって3歳条件戦で2勝、前走は人気薄ながら古馬C3級相手に2番手抜け出しで快勝しています。その後はレース間隔を空けてここ目標に4本の追い切りを消化して乗り込まれており、好状態はキープしています。2000メートル戦は初めてとなりますが、中団で脚をためて勝負どころからコーナーを駆け上がっていければ混戦の次位争いから抜け出してきそうです。

▲11 ワラシベチョウジャ(牝、笠松・笹野博司厩舎)は7月の兼六園スプリント(1500メートル)に続いての金沢参戦です。4コーナーを先頭で回りながら直線伸び切れず3着でしたが、レース間隔を空けてしっかり2本の追い切りをこなした今回の方が臨戦態勢は整っています。輸送で馬体重を減らさずに出走できれば、巻き返しがあっても不思議ではありません。

△6 ニホンピロホリデー(牝、名古屋・今津博之厩舎)は重賞の出走経験はありませんが、内ラチ沿いを進んで直線一気抜け出した前走のJRA未勝利交流戦の勝ちっぷりには驚かされました。約4カ月ぶりで休み明けになりますが、僚馬のウンザーシャイネンと併走追い切りを重ねて仕上げられており、前崩れの展開になれば浮上してくるシーンがありそうです。

地元勢では△10 ガガヒャクマンゴク(牡、加藤和義厩舎)に期待です。トライアルの石川門カップ(1700メートル)を逃げ切っており、今回も先手を奪って自分のペースに持ち込めるかが鍵を握ります。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
3⇔2・11・6・10(8点)

3連単(フォーメーション)
3→2・11・6・10→2・11・6・10
2・11・6・10→3→2・11・6・10(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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