岩手
2024年09月16日
みちのく大賞典馬ヒロシクン秋初戦「青藍賞」(水沢競馬)
16日(祝・月)の水沢競馬メイン第11レースは「第32回青藍賞」(水沢競馬場1600メートル)。
◎5 ヒロシクン(セン5、佐藤雅彦厩舎)は中央1勝クラスから転入。B1級で3連勝を飾り、伝統重賞・一條記念みちのく大賞典へ挑戦。鮮やかな逃げ切りを決めて初タイトルを獲得しました。続くマーキュリーカップJpnIIIでも果敢に先手を主張しましたが、相手が強く失速13着。直後に休養に入りましたが、放牧先でも乗り込まれて帰厩。550キロ前後の大型馬で久々がネックですが、岩手入り後の充実度を重視。後半戦に向けて好発進を決めたいところでしょう。
○1 グランコージー(牡7、千葉幸喜厩舎)は春競馬から快調に飛ばしてマイル戦で3連勝。赤松杯、シアンモア記念と重賞2連勝を飾りました。以降は精彩を欠いていますが、自分の競馬に持ち込めなかったのも敗因。今回は願ってもない絶好の1番枠を引き当て、主導権を握るのは確実ですから、首位を奪回するチャンスです。
▲4 ウラヤ(牡5、畠山信一厩舎)は中央ダート1400メートル3勝から岩手入り。相手にも恵まれましたが、余裕の2連勝をマークしました。今回は初の一線級が相手。真価を問われる一戦となりますが、ここ2戦の走破タイムからアッサリまで十分。
△6 ゼットセントラル(セン8、菅原右吉厩舎)はJRA2勝クラスとの条件交流・東京カップけやき賞を快勝。見事な直線一気を決めました。桂樹杯9着はスローに泣いたもので仕方なし。流れ次第で台頭。
△8 ゲンパチプライド(牡5、畠山信一厩舎)はクラスターカップJpnIIIで地元最先着の7着。相手なりに駆ける堅実派です。
(文/松尾康司)