岩手
2024年09月29日
重賞連勝なるかミニアチュール「ヴィーナススプリント」(水沢競馬)
29日(日)水沢競馬メイン12レースはオープン牝馬による重賞「第11回ヴィーナススプリント」(3歳以上牝馬、水沢競馬場1400メートル)。
◎5 ミニアチュール(牝4、佐藤祐司厩舎)は昨年、牡・牝馬クラシック四冠を制して最優秀3歳馬に選出された強豪牝馬。ロジータ記念遠征後は精彩を欠いていましたが、今季3戦目完勝をきっかけに古馬の壁を突破。7月から圧巻の3連勝を飾り、地方全国交流・ビューチフルドリーマーカップを快勝。遠征馬が大挙7頭が参戦しましたが、見事一蹴しました。順当に重賞連勝を飾り、秋のビッグレースに弾みをつけたいところです。
○9 グットフォーチュン(牝5、櫻田康二厩舎)は中央ダート1400メートル1勝、1000メートル1勝から転入。3戦目の850メートル重賞・早池峰スーパースプリントは9着に終わりましたが、盛岡に替わって2連勝。ダート変更のOROターフスプリントで1番人気に支持されましたが、マッドシェリーの強じんな粘りに屈して2着に惜敗。その後はヴィーナススプリントに照準を合わせて調整。コース克服がカギですが、1400メートルは望むところ。
▲10 ルチルクォーツ(牝6、菅原右吉厩舎)は3走前、水沢1300メートル戦をコースレコードで快勝。前走もロングスパートを決めて今季3勝目をマークして好調をアピール。
△8 ジュランビル(牝8、飯田弘道厩舎)はOROターフスプリント5着後、そのまま岩手入り。中央オープン、牝馬交流重賞1勝の実績を誇ります。
△7 トーセンキャロル(牝5、佐藤浩一厩舎)は南関東から里帰り。昨年2着の雪辱に燃えています。
△4 アサンテギア(牝6、佐藤祐司厩舎)はハイペースになれば自慢の末脚をさく裂。
(文/松尾康司)