岩手
2024年10月20日
ミヤギヴォイジャーをめぐる争い「若駒賞」(盛岡競馬)
20日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは「第44回若駒賞」(2歳、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎5 ミヤギヴォイジャー(牡、菅原勲厩舎)はデビュー2戦目を圧勝。前目のポジションを取れないと伸びを欠きますが、前走は2番手キープから完勝。ジュニアグランプリ6着の雪辱を果たしました。盛岡コースは2着1回が最高ですが、自分の競馬ができれば問題なし。初タイトルに王手をかけました。
○2 マツリダマスラオ(牡、菅原勲厩舎)はデビュー2戦目を完勝し、重賞初挑戦・若鮎賞でサウザンドマイルの2着を確保しました。ビギナーズカップは2番人気で7着に終わりましたが、出遅れを喫したのが致命傷。前走・ネクストスター盛岡で4着に巻き返しました。レースに集中できればあっさり首位まで十分。
▲10 ステイクラッシー(牝、伊藤和忍厩舎)はデビュー戦を快勝直後に放牧。2カ月の休養明けで重賞・若鮎賞へ駒を進め、3着に粘りました。気になるのはビギナーズカップ10着、ネクストスター盛岡11着と大敗したことですが、揉まれない大外は歓迎。巻き返しに注目です。
△6 ラヴェイ(牡、小西重征厩舎)は門別1000メートル・2歳新馬戦を完勝。4戦目・JRA札幌芝1500メートル・クローバー賞8着後に転入。初戦を2着にまとめ、ネクストスター盛岡に挑戦。追走に手こずりましたが、見限るのは早計。好位をキープできれば反撃必至。
△4 マルケイロジャー(牡、石川栄厩舎)は2勝、2着1回。近走は差しに転じて安定感を増しました。
△1 ユウユウコラソン(牡、佐藤祐司厩舎)はネクストスター盛岡で3着に激走。軽視できません。
(文/松尾康司)