レース展望・予想

兵庫

2024年11月07日

船橋ギガースを筆頭に豪華絢爛なメンバーがそろう「楠賞」(園田競馬)

7日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第58回楠賞」(3歳定量、園田競馬場1400メートル)が行われる。

◎6 ギガース(牡、船橋・佐藤裕太厩舎)は兵庫チャンピオンシップJpnII以来、2度目の園田遠征になる。そのレースでは1、2着だったエートラックス、チカッパを相手に4コーナーまで互角のスピードを見せて、地方馬最先着の5着に入った。逃げ差し自在に立ち回れるタイプで、どのようなレース展開になっても対応できる点を評価したい。

○8 プリフロオールイン(牡、高知・打越勇児厩舎)は今年の高知三冠馬。同厩舎のシンメデージーとともに西日本の3歳トップクラスに立つ。黒潮菊花賞を制した後にスクミが出てロータスクラウン賞(佐賀)を回避して3カ月ぶりの実戦になる点が気になるが、乗り込み自体は順調に行われてきた。1400メートルにも対応できるスピードがあり、当然主役候補の1頭になる。

▲2 ストリーム(牡、北海道・田中淳司厩舎)は昨年の兵庫ジュニアグランプリJpnIIで3着馬とはクビ差の4着に入った。門別では1200メートル以下しか経験していないが、小回りの園田1400メートルならスムーズに対応できる。内枠を引いており、好位の内で脚をためる展開になると流れが向きそうだ。

☆4 フークピグマリオン(セン、名古屋・宇都英樹厩舎)は名古屋の三冠馬。本質的に中距離向きの印象だが、前走は楠賞と直結しやすい1500メートルの秋の鞍で長く脚を使って差し切っている。園田の小回りにうまく対応することができればチャンスがある。

△1 ファッシネイトパイ(牡、高馬元紘厩舎)は園田オータムトロフィーで中団から追い上げ届かずに3着だったが、当時騎乗した赤岡修次騎手が「重賞でも勝てる力のある馬」と絶賛していた。転入初戦は1400メートルで鋭く差し切っており、重賞のハイペースにうまく対応することができれば一発を狙える。

△7 キクノルメイユール(牡、田中範雄厩舎)は今年7月にデビューしてまだ間もない馬だが、1700メートルで折り合いを欠いたクリスタル賞を除けば1400メートルで5戦5勝。一気の相手強化で過度な評価はできないが、馬っぷりの良さは重賞でも引けを取らない。先行勢のスピードに着いていくことができれば面白い。

おすすめの買い目

馬単
6→8・2・4・1・7(5点)

3連単(1軸流し)
6→8・2・4・1・7(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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