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若駒賞勝ちマツリダマスラオがリード「金杯」（水沢競馬）

30日（月）の水沢競馬メイン第12レースは2歳重賞「第49回金杯」（水沢競馬場1600メートル）。

◎7 マツリダマスラオ（牡、菅原勲厩舎）は若駒賞を快勝。直線インから鋭く突き抜けて待望の重賞タイトルを獲得しました。南部駒賞は北海道勢が上位を独占しましたが、地元最先着を果たして面目躍如。重賞ウイナーが次々とリタイアする中、順調度、実績面でリード。岩手2歳最優秀馬の座へまい進します。

○2 レイヴオン（牡、伊藤和忍厩舎）は門別1000メートル・認定新馬戦を快勝。重賞経験もあり、ほかに2着2回。転入初戦で1番人気に支持されましたが、1コーナーでブレーキがかかるアクシデントがあって4着。不本意な結果に終わりましたが、水沢2度目でコースにも慣れて逆転十分。

▲4 ラヴェイ（牡、小西重征厩舎）も門別1000メートル・認定新馬戦を快勝し、JRA札幌・クローバー賞8着から岩手入り。初戦2着以降は精彩を欠いていましたが、前回快勝で上昇ムード。2連勝を重賞制覇で飾るか注目。

△9 ミヤギヴォイジャー（牡、菅原勲厩舎）は盛岡で2着1回に対し、水沢コースでは3勝、2着1回。前走も鮮やかな逃げ切りを決めました。水沢マイルを勝ったことがなによりの強み。逃げにこだわるタイプではなく、上位争い必至。

△8 キングオブワールド（牡、板垣吉則厩舎）は初勝利まで8戦を要しましたが、徐々に安定感を増して北海道で1勝、2着3回、3着5回。出走予定だった寒菊賞は取り止めでしたが、意欲的に乗り込まれて態勢万全。

△11 ブルードプリュス（牝、板垣吉則厩舎）は大井・新馬戦タイム差なし2着から転入。気性難を抱えていますが、地力一目。