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ミチシオの重賞初制覇に期待「ばんえいダービー」（ばんえい帯広競馬）

12月30日（月）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第53回ばんえいダービー」（3歳）が行われます。

三冠の第1弾・ばんえい大賞典はホクセイハリアー（牡、金山明彦厩舎）、第2弾・ばんえい菊花賞は牝馬スマイルカナが優勝。このばんえいダービーは牡馬730キロ、牝馬710キロの定量で真の実力馬が勝つレース。十勝地方は冬晴続きで最高の馬場状態で若馬たちの熱いレースが期待できます。

◎4 ミチシオ（牡、槻舘重人厩舎）730キロを本命に推します。通算12勝はメンバ—中最多ですが、重賞では無冠。前走はオープン-2組混合戦でキングフェスタの11秒2差の4着と健闘しています。2歳シーズンの三冠は9、4、8着でしたが、ばんえい大賞典はホクセイハリアーの1秒3差の2着、はまなす賞は4歳馬タカラキングダムの5着、ばんえい菊花賞はスマイルカナの2秒2差の3着と、あとひと押しの競馬をしています。

○1 ライジンサン（牡、大河原和雄厩舎）730キロが対抗です。昨季はヤングチャンピオンシップ、翔雲賞（2着ミチシオ）、イレネー記念と重賞3連勝を達成した強豪ですが、今季初戦ばんえい大賞典で17秒7差の7着、はまなす賞も10着。しかしばんえい菊花賞では3秒3差の4着と復調が見られます。毎週の本走路での稽古も積極的にこなしており今回は勝ち負けです。

▲8 スマイルカナ（牝、鈴木邦哉厩舎）710キロが3番手。昨季牝馬の黒ユリ賞を勝ち、牡馬相手のばんえい菊花賞ではホクセイハリアーを差し切っています。定量戦のばんえいオークスも制した強さは本物です。