名古屋
2025年01月03日
C級戦でもハイレベルなメンバー「尾張名古屋杯」(名古屋競馬)
1月3日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「尾張名古屋杯」(C級、名古屋競馬場1500メートル)。
C級戦だが準重賞もあって勝ち負けレベルの馬たちばかりのハイレベル戦。展開がポイントの1つになるが、より勝ちにこだわるレース性質と短距離1500メートルを考えれば、速く激しい流れが予想される。
差し馬向きの展開と読んで◎10 シラカワノセキ(牡4、宇都英樹厩舎)を狙い撃ちしたい。追い込み一手で2、3着は多いが、転入後【2・2・4・0】と8戦すべて馬券貢献するのは力の証しでもある。前走は粒ぞろいメンバーの初のC級1組特別でも、後方から外々を回ってクビ差2着に突っ込んだ。直線の追い比べに持ち込んで突き抜けたい。
一方、先行勢に有利なペースなら○1 コルヴィル(牝4、角田輝也厩舎)にチャンス到来。もろ刃の剣の最内1枠スタートだが、主導権を握ればロスのないレースで、先行力に粘りもアップする。
実績上位の存在は▲7 フェルクアーサー(牡6、川西毅厩舎)。出走取消明けで仕上がりチェックが欠かせないが、休養前にはA級戦で好勝負した実績派。モロさも同居するが、すんなり流れに乗って運べば勝ち負けだ。
戦法に柔軟性がある△3 ユアグローリー(牡4、塚田隆男厩舎)は相手なりに走れるタイプ。馬券に欠かせない1頭と言える。
(文/中部地方競馬記者クラブ)