岩手
2025年03月16日
水沢1600mでグランコージー復活なるか「弥生特別」(水沢競馬)
16日(日)の水沢競馬メイン第11レースは「弥生特別」(A級一組、水沢競馬場1600メートル)。
◎3 グランコージー(牡8、千葉幸喜厩舎)は昨年も3月から始動して圧巻の3連勝。赤松杯、シアンモア記念を制し、春のマイル王に君臨しました。その後は自分の競馬に持ち込めず4着が最高。調子も下降気味だった印象でした。しかし2カ月半の冬休みでリフレッシュ。加えて重賞5勝のうち3勝が水沢1600メートルが舞台。好発進を決め、昨年の再現を目指します。
○4 ボウトロイ(牡7、菅原勲厩舎)は昨年4勝、2着3回、3着5回。コースを問わずマイルに絶対の自信を持っており、トウケイニセイ記念はハナ差2着惜敗でした。桐花賞は2000メートルが長く9着も仕方なし。メンバーが手ごろになって逆転首位まで十分。
▲1 マツリダワールド(牡5、菅原勲厩舎)は年を重ねるごとに地力アップ。昨年5勝、2着5回、3着2回と毎回のように勝ち負けを演じました。身上とするのは先行力と強じんな粘り。終盤は7戦連続で3着以内に入り、抜群の安定感を誇りました。昨春2戦の着外が若干気になりますが、実力一目。
△5 ドテライヤツ(牡8、菅原勲厩舎)は昨年12月、北海道A1級から転入。南関東3勝、北海道4勝の実績から初戦で1番人気に支持されましたが、9着に大敗。案外の結果に終わりましたが、ひと冬を経て反撃に転じます。
△8 フレイムウィングス(セン8、酒井仁厩舎)は距離不足ですが、重賞でも上位を争う格上馬です。
△2 スターシューター(牡7、櫻田浩樹厩舎)は昨年まで南関東A1に在籍。初のマイル戦でも侮れず。
(文/松尾康司)