レース展望・予想

金沢

2025年03月29日

上位混戦で波乱含み(金沢競馬)

3月最後の金沢競馬は土、日曜日の2日間連続開催になります。3月29日(土)は、最終第12レースで争われるB2級四組(金沢競馬場1400メートル)が注目カード。主力勢の人気が割れそうな一戦で、組み合わせ次第では高配当が期待できそうです。

まず人気になりそうなのは◎1 ヴイエルジュ(牝5、加藤和義厩舎)です。開幕戦のC1級一組は初の1700メートルとあって6番人気とそれほど注目されませんでしたが、4番手追走から脚を伸ばして2着に入りました。使い詰めだった昨年は直線伸び切れないレースが続いていましたが、冬場自厩舎で休養したことで、末脚が戻っています。昨春に2連勝を飾ったように冬休み明けは活躍できるタイプで、走り慣れている1400メートルに距離が短縮されるなら、1年ぶりの白星が見込めそうです。

○4 ビスクウィザード(牡4、高橋俊之厩舎)は昨年終盤に1400メートル戦で3連勝を飾った快速馬です。馬体重が550キロ超の大型馬とあって使い出しは遅れましたが、3本の追い切りを消化して一応の出走態勢は整っています。C1級からB2級へクラスは上がりましたが、時計面では通用するスピードで、大幅な馬体重増がなければ冬休み明けから好勝負を演じられるはず。

▲6 フレーズタルト(牝4、中川雅之厩舎)は昨年B2級勝ちを含め6勝を飾ったスピードから、開幕戦のB2級三組(1500メートル)で3番人気に推されましたが、上位勢に引き離され5着。入着が精一杯のレース内容でしたが、冬休み明けをひとたたきされたことでスタートからの行きっぷりが良くなり、もう少し前で運べれば、巻き返しがありそうです。

△7 エコロセブン(牡4、田嶋弘幸厩舎)は浦和のJRA条件交流戦を逃げ切って未勝利を脱出しており、地方の小回りコースは得意そう。前戦地の兵庫ではB1スタートと見込まれたこともあって2戦とも着外でしたが、金沢のB2級なら自信が取り戻せそうです。追い切りを重ねて急ピッチで乗り込まれており、転入初戦から先手を奪って自分のレースに持ち込むことができれば、あっさり押し切っても不思議ではありません。

△5 サノノリッチ(牝4、加藤和宏厩舎)は開幕戦のB2級二組(1400メートル)で好位から直線で一杯になり7着でしたが、先手もしくは2番手をキープできれば粘り強さを発揮します。主戦の中島龍也騎手とのコンビに戻るのは心強く、スタートから積極的に運べれば前残りが図れるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単(ボックス)
1・4・6・7・5(20点)

3連単(ボックス)
1・4・6・7・5(60点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

初心者にオススメ!AIの予想を見る

的中重視 大穴重視 回収重視 直前重視
レース展望・予想一覧

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性 および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご 確認ください。