佐賀
2025年08月30日
エスシーアルベルとボルネオ3度目の対決「盛夏賞」(佐賀競馬)
30日(土)の佐賀競馬メイン第5レースは「盛夏賞」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
近2開催のB級特別クラスで着順を入れ替えてのワンツーを決めたエスシーアルベルとボルネオが3度目の対戦となります。
◎4 エスシーアルベル(牡4、大島静夫厩舎)は、前々走の文月特別(7月13日)では2番手を追走し2周目3コーナー手前でロンドンデリーエアをとらえ先頭に立つと、やや離れた3番手から伸びて2着のボルネオに4馬身(コンマ7秒)差を付ける快勝でした。続く葉月賞(8月9日)はボルネオに逃げ切りを許し、1馬身半(コンマ3秒)差の2着でしたが、ここ3走の1750メートルのB級特別クラスで2勝、2着1回と安定しており、今回も優勝争いとなりそうです。
○9 ボルネオ(セン5、倉富隆一郎厩舎)は、文月特別が高知からの転入初戦で2着、葉月賞で転入後初勝利。今回は文月特別で逃げていたロンドンデリーエアも出走しており、どの位置でレースをするか注目でしょう。
▲1 ミトノドリーム(牝3、平山宏秀厩舎)は、葉月賞では3番手を追走し、先行した2頭に直線で迫る場面もありましたが、ゴール前で一杯に。同じような位置取りから直線急襲したアルバスドラコに差され、勝ったボルネオからコンマ5秒差の4着でした。しかし古馬との初対戦だったことを考慮すればまずまずの内容。B級2戦目でさらなる躍進もありそうです。
そのほか、4走前に若葉特別(5月11日、1750メートル)を勝利している△3 ロンドンデリーエア(牡8、真島正徳厩舎)、葉月賞で3着を確保△7 アルバスドラコ(セン6、中野博厩舎)も上位争いに加わりそうです。
(文/上妻輝行)