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3歳サンヨウスフィーダが古馬重賞制覇狙う「オータムカップ」（笠松競馬）

9月23日（祝・火）の笠松競馬メイン第11レースは「第52回オータムカップ」（笠松競馬場1900メートル）。

北陸・東海・近畿地区の交流重賞に、勝ち負けレベルの馬がそろって激戦。夏場に急上昇した3歳馬◎8 サンヨウスフィーダ（牝3、原口次夫厩舎）から狙いたい。6月に地元名古屋の3歳1組特別で直線外から鋭く抜け出せば、続く3歳準重賞・けやき杯でも3着と好走。そして前走の岐阜金賞を圧巻の走りで勝利。中団追走から向正面で位置取りを上げ、4コーナー手前で先頭に立つと、後続を8馬身突き放し蓄える力と成長をアピールした。古馬初対戦でもあり、53キロの重量で走れるのは大きなアドバンテージになる。前走同様にうまく脚をためて運べば差し脚が爆発だ。

○2 ナムラタタ（牡6、兵庫・石橋満厩舎）も前走、地元の園田・摂津盃で待望のタイトルホルダーに仲間入りした。道中で馬群をうまくさばいて勢いよく直線を迎え差し切っており、破壊力ある末脚は際立った。兵庫勢は地方交流重賞での強さに定評ある上、引き続き吉村智洋騎手が騎乗。当然高評価が欠かせない。

重賞初挑戦の▲7 ミグラテール（牡4、兵庫・田村彰啓厩舎）も軽視できない。5走連続連対と好気配を持続し、前で安定した運びができるレース巧者。馬場が軽く、小回りの笠松コースがフィットしそう。いきなりの大仕事は十分。

地元笠松勢では△9 キャッシュブリッツ（牡4、笹野博司厩舎）に注目。前走くろゆり賞は8カ月半ぶりの実戦に加え、プラス42キロの馬体増で早々に失速したが、ひと叩き効果で中間気配は大幅にアップ。昨年の覇者でもあり、変わり身が期待できそうだ。