兵庫
2025年09月05日
高知から転入ユアマイドリームの実績を信頼「OBCラジオ大阪賞」(園田競馬)
5日(金)の園田競馬メイン第11レースに「OBCラジオ大阪賞」(C1、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎3 ユアマイドリーム(牝3、盛本信春厩舎)は高知からの遠征で今年の園田FCスプリントを制して一躍注目を集めたが、高知ではワンターンの番組が少なく、適距離を求めて兵庫へ転入してきた。ゲートの出はまだまだ改善の余地がありそうだが、二の脚の速さ、脚の回転の速さは傑出している。高知B級からの転入でC1に編入されたことも明らかに有利で、転入初戦から勝ち負け必至だ。
○5 インゲニウム(牡6、田中一巧厩舎)は前走に続いて今回も盛本信春厩舎の快速馬が相手になるが、たたき2走目でもう少し時計を短縮できるだろう。ユアマイドリームを射程圏に入れながら進めていきたい。
▲1 アンコロ(牝3、大山寿文厩舎)は兵庫のワンターンで4戦して1、2着各2回とすべて連対している。前走を見てもテンのスピードはC1でも通用するだろう。メンバーは一気に強化されるが、調子の良さを買いたい。
☆12 フィオリーノ(牝5、永島太郎厩舎)は休養を挟んで立て直してきた。近2走は案外だったが、本調子に戻れば力の差はない。外枠でポンとスタートを切ることができれば上位争いになる。
△8 デビルシズカチャン(牝4、田中一巧厩舎)は前走1230メートルで勝利を挙げたが、本質的には820メートル向き。気分よく行けないとモロい面はあるが、外枠なら一発を狙えそうだ。
△11 バクレツマホウ(牝5、橋本忠明厩舎)は減量騎手とのコンビで好走が多いが、今回は手の内を知っている長尾翼玖騎手とのコンビが復活。距離短縮、外枠で巻き返しとなるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)