レース展望・予想

金沢

2025年09月14日

ソウルシェイキンが金沢の一番星へ「石川テレビ杯」(金沢競馬)

9月の3連休期間中に土、日曜日の2日間で開催されている金沢競馬。14日(日)は重賞が2つも組まれており、まずは第10レースで今年デビューした2歳馬による初めての重賞「第20回石川テレビ杯」(金沢競馬場1400メートル)が行われます。

10月28日のネクストスター金沢(1400メートル)へのトライアル戦で1〜3着まで入れば与えられる優先出走権を狙い、大井や北海道から移籍してきた新興勢力の動向が注目されます。

◎8 ソウルシェイキン(牡、加藤和義厩舎)は5月に大井でデビューし、新馬戦から逃げ切った馬を1馬身差まで追い詰める2着と健闘。2戦目は馬体を併せてたたき合った1、2着馬には離されましたが、直線に入っても脚色は鈍ることなく3着をキープしました。大井で勝つことはできませんでしたが、金沢に来れば実績面は抜けており、大手を振って走れます。追い切りでも併走したリュウノタイタンを1馬身半差突き放して先着する抜群の動きを見せており、転入初戦からポテンシャルの高さを見せつけそうです。

○6 カミノメノルカ(牝、高橋俊之厩舎)は900メートルで行われた新馬戦こそ逃げた勝ち馬をとらえられず2着に敗れましたが、1400メートルに距離が延びた2戦目は4コーナー外から先頭に立って直線で後続を6馬身突き放す強い勝ちっぷりでした。その後は開催中止もあって2カ月ほどレース間隔が空きましたが、9月に入ってからは2本の追い切りを消化して一応の出走態勢は整っています。ソウルシェイキンが早めに先頭へ抜け出して後続を大きく引き離す展開になれば、決め手の違いで混戦の次位争いから抜け出してきそうです。

▲2 エムティジーク(牡、佐藤茂厩舎)は新馬戦でリュウノタイタンの2着、2戦目の2歳1組でもカミノメノルカに離されての2着と勝ち切れないレースが続きましたが、前走の2歳1組では後続を大差引き離して逃げ切り、3戦目で待望の初勝利を飾りました。1分29秒台の勝ちタイムも優秀で、今回もペースを握って4コーナーを先頭で回ることができれば際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

△1 ケーズコマクサ(牝、中川雅之厩舎)は前走の2歳1組で1番人気に推されましたが、エムティジークに離されての4着でした。新馬戦で後続を大差引き離したインパクトある勝ちっぷりからスピードはありそうで、最内枠から砂を被らずにスムーズに先行できれば巻き返しがありそうです。

△10 エムティブレイド(牡、佐藤茂厩舎)は北海道からの転入馬で、3戦目の2歳未勝利戦(門別1000メートル)を逃げ切って金沢入りしてきました。追い切りで併走したエムティジークに遅れをとったため評価を下げましたが、実戦になれば変わってくる可能性はあります。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
8⇔6・2・1・10(8点)

3連単(フォーメーション)
8→6・2・1・10→6・2・1・10
6・2・1・10→8→6・2・1・10(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

初心者にオススメ!AIの予想を見る

的中重視 大穴重視 回収重視 直前重視
レース展望・予想一覧

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性 および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご 確認ください。