佐賀
2025年09月28日
自己条件に戻ったニシノリンダに勝機「仲秋特別」(佐賀競馬)
28日(日)の佐賀競馬メイン第5レースは「仲秋特別」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎4 ニシノリンダ(牝3、真島元徳厩舎)は、4月に佐賀へ転入し、3戦目となる水無月特別(6月8日、1800メートル)を勝利すると、そこから3歳重賞の佐賀ユースカップ(6月29日、1400メートル)を含む3連勝。前走のサマーチャンピオンJpnIII(9月4日、1400メートル)ではさすがに相手が強く、後方のまま8着でしたが、A級のテイエムフォンテ(9着)には先着しました。今回は自己条件に戻って力量上位の存在となり、優勝争いでしょう。
〇8 ダンツビガー(牡5、古賀光範厩舎)は、JRA所属時は函館1700メートルで1勝を挙げ、1勝クラスでも3度の3着があります。転入初戦の前走、長月特別(9月13日、1800メートル)では2着。逃げたラインフォルテの逃げ切りは許しましたが、2番手を追走すると、直線で末脚を伸ばしてクビ差(タイム差なし)まで詰め寄りました。今回も先行しての粘り込みが期待されます。
▲9 ロッソ(牡5、池田忠好厩舎)は、5月から8月にかけてB級の中距離戦を7戦し、勝ち馬から1秒前後の差で5度掲示板を確保しています。2走ぶりに特別戦へ復帰となる今回は林悠翔騎手が騎乗し53キロでの出走。引き続き上位争いに加わりそうです。
そのほか、長月特別では直線で鋭く伸びてコンマ1秒差の3着に迫った△2 レットイットゴー(牝5、真島元徳厩舎)、佐賀転入初戦だった3走前の葉月賞(8月9日、1750メートル)で僅差の3着に食い込んだ△5 アルバスドラコ(セン6、中野博厩舎)も上位争い圏内でしょう。
(文/上妻輝行)