null

上積み大きいレイジングスラスト「待宵特別」（名古屋競馬）

9月30日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「待宵特別」（A級5組、名古屋競馬場1500メートル）。

勝ち負けレベルの馬が多く激戦Vバトル。昇級初戦だがひと叩き効果が見込める◎12 レイジングスラスト（牡5、角田輝也厩舎）から狙いたい。転入初戦だった前走は久々で5カ月ぶりでもあり手探り面は多かった。しかし中団から外を回って差し切り、好スタートを決めた。差しタイプに不利な最内1枠スタートから外に切り替えるロスがあり、道中ではずぶさを見せたが、中央や南関東地区でもまれてきた地力の一端だった。久々をひと叩きして調教、追い切りなど中間気配はアップ。なによりコースや環境慣れなど上積み材料の多い移籍2戦目。流れに乗りやすい外枠スタートに変わったのも好材料になる。昇級戦でも2連勝へ期待は高まる。

○7 シークレットマター（セン4、櫻井今朝利厩舎）の前走5着は見直しがきく。A級への昇級戦で力の壁というより、内枠スタートでハイペースの先行策を強いられたため。失速は必然とも言えた。同タイプのライバルはいるが流れに乗って先行がかなえば反撃が可能。

好調度魅力は▲1 ハクサンフラッシュ（牝4、坂口義幸厩舎）。3走連続連対中で、しかも前走の勝利はレベルが高いジョッキー競走で高く評価できる。昇級戦でも好調さと勢いは軽視できない。

穴は△4 セブンスストリート（牡5、藤ケ崎一男厩舎）。転入初戦の前走は見せ場なく7着に終わったが、ブランク大きい6カ月半ぶりの実戦が影響したか。休養前には中央ダート1勝クラスで2走連続4着という実績の持ち主。ひと叩きで大きな変わり身を見せても驚けない。