金沢
2025年10月07日
転入後4連勝イモータルソウルが主役「B1級三組」(金沢競馬)
月、火曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬。7日(火)第11レースのB1級三組(金沢競馬場1400メートル)には、中央1勝クラスから転入後4戦負けなしのイモータルソウルが登場し、さらに連勝を伸ばせるか注目を集めます。
◎5 イモータルソウル(牡7、加藤和宏厩舎)は3〜6歳時に兵庫で3勝して中央へ再転入し、1勝クラスで苦戦が続いたことから6月に金沢入りしました。金沢では最下級のC2級からのスタートと条件に恵まれたこともあって転入初戦、2戦目を逃げ切って圧勝。3戦目のC1級四組(1400メートル)は2着馬にクビ差まで詰め寄られる辛勝でしたが、B級入りした前走のB2級二組(1400メートル)は4番手追走から、逃げた馬を4コーナーでかわすと、直線で突き放す強い勝ちっぷりでした。今回は中7日での臨戦になりますが、逃げた馬を早めにかわして直線抜け出すことができれば、無傷の5連勝達成となります。
○10 タマハガネ(牡4、池田敦厩舎)は休催明けとなった2走前のB1級三組(1500メートル)で9着に崩れましたが、前走のB1級三組(1500メートル)では2着に巻き返しました。スタートダッシュがつかず中団から3コーナーで内を突いて2番手まで浮上し連対を確保。無理に逃げなくても差す競馬で連絡みできたのは収穫で、今回も脚をためながらレースを運ぶことができれば、直線叩き合って浮上してきそうです。
▲9 ゴルトレオパルト(牡5、加藤和宏厩舎)は浦和からの転入初戦。これまで南関東で1勝、名古屋で2勝の計3勝を挙げています。今年はまだ馬券絡みがありませんが、昨年は名古屋のB級で7戦連続で馬券を外さなかった実績から金沢B級なら自信を取り戻せそうです。直前には2本の追い切りを消化して感触は悪くなさそうで、イモータルソウルが後続を大きく引き離す展開になれば、混戦の次位争いから抜け出してくるかもしれません。
△7 スマイルクオーツ(牝4、加藤和宏厩舎)は休催明けから連絡みできていませんが、転入後2戦2連対と相性がいい1400メートルに距離が短縮されるのは歓迎です。発馬を決めて積極的に前で運べれば、復調のきっかけをつかめそうです。
△8 エイシンゴーオン(牡4、池田敦厩舎)も前走のB1級二組(1400メートル)では4コーナーでいっぱいになり9着など休催明けはリズムに乗れていませんが、引き続き追い切りの動きは悪くありません。前崩れの展開になれば堅実な差し脚を繰り出して上位争いに加わってきそうです。
(文/中部地方競馬記者クラブ)