兵庫
2025年12月31日
大混戦ムードでアングレの大駆けを狙う「園田ジュニアカップ」(園田競馬)
31日(水)の園田競馬メイン第11レースに「第54回園田ジュニアカップ」(2歳、園田競馬場1700メートル)が行われる。
◎9 アングレ(牡、盛本信春厩舎)はネクストスター園田で7着と大きく敗れてしまったが、最内枠に入って序盤で砂を被ってしまったことにより、ひるんでしまったか。また、レース間隔が詰まっていたことで、本調子ではない様子だった。今回はリフレッシュ放牧を挟んで活気を取り戻している。昨年のこのレースをオケマルで制した下原理騎手と盛本信春調教師のコンビで連覇を狙う
○4 サザンウォリアー(牡、保利良平厩舎)は2走前にJRA認定戦を大差勝ちしており、素質は重賞級のものを秘める。前走は初めての1700メートルで2着だったが、前々で競馬をしても折り合いがついており、手応えをつかんだ印象だった。好位でじっくり脚をためて早めに抜け出したい。
▲10 リーガルタイム(牡、柏原誠路厩舎)もアングレと同様にネクストスター園田後はリフレッシュ放牧を挟んで立て直してきた。折り合いの心配がなく、1700メートルでもしっかり対応できるだろう。2走前に3コーナーで不利を受けた影響からか、前走も3コーナーでいったん進みが悪くなった点は気になるが、違う距離なら走りが変わってくるか。
☆1 ゴッドフェンサー(牡、盛本信春厩舎)は1700メートルでは2戦2勝で、距離適性の高さは前走で証明済み。しかし1枠に入った点は気になる材料。前走は砂を被っても嫌がらずに走っていたが、今回はうまくいくだろうか。
△2 シェナマックス(牡、山口浩幸厩舎)は4戦連続で1700メートルを使われており、距離には一日の長がある。前走は位置取りがやや後ろ過ぎたが、もう1〜2列前から運ぶことができれば一変する可能性がある。
△3 ゼウスシルエット(牡、新子雅司厩舎)は前走で1700メートルのJRA認定戦を勝利して今回は重賞に駒を進めてきた。追い切りでは弾むような動きを見せており、調子の良さが目を引く。うまく脚がたまれば一発を狙える。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)