金沢
2026年03月15日
降級利生かしてライズタイガ「曽々木海岸特別」(金沢競馬)
11日から始まった金沢競馬の開幕シリーズの後半戦は、15日(日)、16日(月)に後半戦が行われます。
15日(日)は9レース制とレース数は少ないですが人気が割れそうな顔ぶれの番組は多く、平穏に収まりそうな雰囲気はありません。中でも第8レースの「能登復興支援 曽々木海岸特別」(B2級一組、金沢競馬場1400メートル)は、降級馬と転入馬が入り乱れて力量の比較が難しくなっており、馬券の組み合わせ次第では高配当が期待できそうです。
◎6 ライズタイガ(牡5、佐藤茂厩舎)は3歳時に金沢で連勝を飾って中央へ復帰した経歴があり、中央1勝クラスで大敗が続いて昨春に金沢へ戻ってきました。再転入後は軽快な先行力を武器に4勝を飾り、B1級でも勝っていることから今季B2級へ下がったのは優位です。昨年終盤はゲート内で立ち上がって出遅れてしまうことがあってリズムを崩しましたが、開幕戦に向け強い追い切りを控えて気負わないように乗り込まれています。落ち着いてゲートを出て本来の先行スピードが発揮できれば好勝負は可能です。
○3 レイクリエイター(セン8、藤田弘治厩舎)は名古屋からの転入馬で、名古屋では2着1回が最高でしたが、中央のダートで3勝、高知でも2勝している実績から金沢B2級なら復活へのきっかけがつかめそうです。2月に金沢へやってきてからは乗り込みが目立っており、2月下旬から5本もの追い切りを重ねて仕上げられています。年齢的にもズブそうな面がありそうですが、追ってバテない強みを生かすことができれば、転入初戦から勝ち負けしても不思議ではありません。
▲7 コオリナラグーン(牝4、井樋一也厩舎)は船橋からの転入馬で、3歳時に中央の未勝利戦で2着と3着が1回ずつあります。昨年末の川崎1400メートル戦でも3着に粘り込んでおり、金沢なら待望の初白星もつかめるかもしれません。未勝利の身でB2級からのスタートはややクラスが見込まれた感じもしますが、追い切りを重ねて乗り込みは目立っており、逃げた馬を前に見ながら好位でレースを運ぶことができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。
△2 ハガネ(牡6、藤田弘治厩舎)は昨春のA2級一組(1700メートル)で2着に詰め寄っており、冬休み明けから動けるタイプ。今春も3本の追い切りを重ねて仕上げられており、1400メートルはやや忙しい感じもしますが、B2級なら上位争いに加わってきそうです。
△4 サノノリッチ(牝5、加藤和宏厩舎)も春先は走るタイプで、昨季の唯一の勝ち星は冬休み明け2戦目のB2級四組(1400メートル)を逃げ切ってのものでした。気性面を考慮して今春も追い切りをかけずに角馬場主体の調整ですが、得意の1400メートル戦なら前残りが図れるかもしれません。
(文/中部地方競馬記者クラブ)