レース展望・予想

金沢

2026年07月28日

大物サクラトゥジュールがベールを脱ぐ「ありがとう!葛山晃平騎手特別」(金沢競馬)

暑熱対策で第1レースの発走時間が15時20分と遅めになっている7月最後の金沢競馬は、28日(火)にナイター開催の3日目を迎えます。メインカードは最終第10レースで争われる「ありがとう!葛山晃平騎手特別」(A1級二組、金沢競馬場1700メートル)で、中央オープンから移籍してきたGIII・2勝の大物転入馬が、地方の小回りダートコースでどんな走りを見せるか注目を集めます。

◎10 サクラトゥジュール(セン9、中川雅之厩舎)は中央の芝で7勝を挙げているオープン馬で、これまで24年東京新聞杯(東京芝1600メートル)と25年京都金杯(中京芝1600メートル)の2つのGIII重賞を勝っています。金沢に入厩してきたのは6月下旬で、7月中旬から2本の追い切り時計を出して乗り込みは順調です。中央でダートを経験したのは2走前に13着に敗れたフェブラリーステークスGI(東京1600メートル)の1戦のみで、地方のダートはまったくの未知数になります。しかし馬なりでも好時計をマークした追い切りの動きを見る限りでは問題なくこなせそうで、転入初戦から底力の違いを見せつけたいところです。

焦点は相手探しで、まず○5 アオイミモザ(セン5、加藤和義厩舎)が有力視されます。中央2勝馬で転入2戦目の百万石賞(2100メートル)は6着に敗れましたが、前走の金沢サマーカップ(1700メートル)は逃げ切ったシンリミテスの2番手をキープして3着に粘り込みました。1カ月ほどレース間隔は空きましたが、直前には馬なりでも速い追い切り時計をマークしており感触は上向いています。これが最後の騎乗となる葛山晃平騎手も手綱さばきに力が入りそうです。

▲2 ハクサンツキミテイ(牡5、加藤和義厩舎)は前走の日本海スプリント(1400メートル)で、スタートダッシュがつかず中団のまま6着に敗れました。その後は1カ月半ほどレース間隔を空けて立て直しが図られ、7月中旬から3本の追い切り時計を出して乗り込まれています。4月に重賞初制覇を飾ったJBCイヤー記念と同じ1700メートルに距離が延びるのは歓迎で、先手争いを制してペースを握ることができれば巻き返しがありそうです。

△7 タブラオ(セン8、井樋一也厩舎)は今春南関東A級から転入してきていきなり2連勝を飾った実力馬です。百万石賞では5着でしたが、前走の日本海スプリントでは3着まで浮上し、重賞でもやれる手応えをつかみました。連戦続きだったためひと息入りましたが、6月末から3本の追い切り時計を重ねて乗り込みは目立っています。サクラトゥジュールが早めに先頭へ立って後続を大きく引き離す展開になれば、混戦の次位争いから抜け出してきそうです。

△8 マンガン(牡9、中川雅之厩舎)は前走の金沢サマーカップで6着と末脚不発に終わりましたが、昨年2000メートルの利家盃とイヌワシ賞の重賞2勝を飾っている実績から1700メートルの特別戦なら軽視できません。暑い夏場に入っても今年は速い追い切り時計をマークしており、直線の追い比べ勝負になるなら上位争いに加わってくるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
10⇔5・2・7・8(8点)

3連単(フォーメーション)
10→5・2・7・8→5・2・7・8
5・2・7・8→10→5・2・7・8(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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