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【4/26水沢・留守杯日高賞】能力断然ボンボンショコラ

 グランダム・ジャパン3歳シーズンの一戦ということもあり、他地区から4頭の遠征があるが、コロナ感染リスクのためなのだろう、いずれも岩手所属騎手が手綱をとる。
 ボンボンショコラは中央2戦1勝という成績で浦和に移籍すると、ユングフラウ賞、桜花賞では、ともにスタートからハナに立って直線を向いても先頭で、それほどバテることなくともに4着。南関東でも十分に勝負になりそうだが、距離適性面を考えてか、それともグランダム・ジャパンを狙うのか、ここに遠征してきた。輸送と初めての右回りがカギとなりそうだが、今回のメンバーに入ればパフォーマンスは抜けている。
 レッドカードは門別のブロッサムカップが2着で、北海道在籍のまま川崎の特別戦に遠征し、5着、4着。とはいえそれぞれ勝ち馬は、その後に浦和・ニューイヤーカップで大差圧勝のグリーンロードと、雲取賞を制したゴールドホイヤー。ということを考えると、川崎での2度の敗戦もマイナスにはならない。3カ月半ぶりの実戦だが、成長があれば勝ち負けまで期待できそう。
 ボルドーリブロンは北海道デビューで浦和を経由して前走あやめ賞が岩手転入初戦。そのあやめ賞では1番人気に支持されるも、スタートでダッシュがつかず中団からとなってなんとか4着という結果。とはいえ浦和の3歳特別勝ちという実力なら見直す必要はある。
 グランダム・ジャパン狙いのミステリーベルンは前走、名古屋の若草賞が2着。勝ったステラモナークは別格として、それ以外の相手との比較で今回はメンバーのレベルがかなり上った。
 あやめ賞を勝ったアンズビジンはこのメンバーに入ってどこまでやれるか。
 ◎10ボンボンショコラ
 ○6レッドカード
 ▲9ボルドーリブロン
 △8ミステリーベルン
 △12アンズビジン
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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