百万石賞のトライアルとして新設された利家盃の再戦というメンバーで、別路線組にもこれといった有力馬がいないことから、利家盃の上位馬にどう順番をつけるか、ということになりそう。
その利家盃で人気も上位で1、2着となったサノサマー、ティモシーブルーは、レース序盤から先行集団でお互いを意識しながら、3コーナーでティモシーブルーが先頭に立つと、サノサマーが直線で難なくとらえて2馬身差。中央オープンから大井のオープン特別でも5着があったサノサマー優位は変わらないのではないか。
一方のティモシーブルーは、昨年のこのレースが重賞初制覇で、年末の中日杯も制した。ファストフラッシュが逃げてティモシーブルーが好位という、利家盃と展開はそれほど変わらないと思われ、サノサマーに対して 逆転するには早め単独先頭から押し切るパターンだろうか。
サウスアメリカンは、昨年11月の北國王冠で4着だったときは川崎からの遠征で、今年4月に金沢に転入。利家盃ではティモシーブルーを徹底マークで食い下がったが、直線で置かれてしまった。ただ、ペースや展開ひとつで勝負になりそう。
利家盃では直線外を伸びて3着に入ったトウショウデュエル、枠順的にも今回も逃げるであろうファストフラッシュらはどこまで食い下がれるか。
◎5サノサマー
○7ティモシーブルー
▲9サウスアメリカン
△8トウショウデュエル
△3ファストフラッシュ
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