斎藤修の重賞ピックアップ

【9/3園田オータムトロフィー】中央1勝クラスでも好走のエイシンガネーシャ

 中央1勝クラスから転入したエイシンガネーシャに期待する。転入初戦は古馬B1に格付けされ惜しくも2着。負けたとはいえ、3歳のこの時期にそのクラスで好勝負ということでは、能力上位と考えてよい。続くトライアルのクリスタル賞では、ガミラスジャクソンやイチライジンら重賞勝ち馬を一蹴した。中央では未勝利戦を勝ったのみならず、1勝クラスでも掲示板内が3回。それがいずれもダート1800メートルということでは、距離的にもベスト。
 2歳年末から菊水賞まで圧倒的な強さで5連勝としたステラモナークだったが、のじぎく賞では他馬の厳しいマークに遭って5着、兵庫ダービーでは、逃げたディアタイザンを3コーナー過ぎで一旦はとらえたものの、直線で振り切られ半馬身差で惜しくも2着。目標にされる立場ゆえ、厳しいレースが2戦続いた。今回そこから約3カ月ぶりの実戦で、春からの成長があるかどうか。
 勝つ時は強いが負けるときはあっさりというガミラスジャクソン。菊水賞は11着大敗で、兵庫ダービーは勝ち馬から1秒差で5着。しかしながら前走トライアルのクリスタル賞では、勝ったエイシンガネーシャより1キロ重い57キロを背負ってクビ、アタマ差の3着。それが今回は定量56キロとなれば、逆転も期待できそう。高知から呼ばれた赤岡騎手がどんなレースを見せるかにも期待だ。
 のじぎく賞9着も、その後3連勝で古馬B2特別まで制したユウキラフェールも成長がうかがえる。クリスタル賞では逃げてエイシンガネーシャのクビ差2着に粘ったポリバレント。前走園田では初めての1700メートル戦を快勝したジョウショーカーブらも、それほど能力差はなさそう。
 ◎5エイシンガネーシャ
 ○9ステラモナーク
 ▲7ガミラスジャクソン
 △8ユウキラフェール
 △4ポリバレント
 △10ジョウショーカーブ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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