斎藤修の重賞ピックアップ

【7/13盛岡・やまびこ賞】復活なったグランフォロミー

 グランフォロミーは馬体増だった冬休み明けの2戦がイマイチだったが、馬体を絞った東北優駿で復活。4コーナーでは先頭のリュウノシンゲンからまだ差があったが、最後は1馬身半まで差を詰めた。リュウノシンゲン不在のここは負けられない一戦。
 果敢に牡馬に挑んでいるゴールデンヒーラーだが、東北優駿ではゴール前接戦となった2着争いに屈して4着。ここはグランフォロミーとの一騎打ちとなりそう。
 東北優駿上位組に食い込みがあるなら中央1勝クラスから転入初戦を勝ったコウジクン。その前走は、競り合ったマナラズベリーを振り切ると、ゴール前ではグローリアステレサに迫られたものの、ほとんど追われないまま、鞍上七夕騎手が後続を確認しながらの楽勝だった。今回は一気の相手強化だが、前走のレースぶりなら◎○と好勝負も期待できそう。
 東北優駿で3着だったサンエイマジックは好走続き。とはいえ勝ちきれないレースが多く、ここでは連下まで。
 ウイナーカップ組は東北優駿組と比べると、能力的に見劣ることは否めない。ただ7番人気で勝ったジェフリーは、南関東で2勝の実績があり、調子アップなら馬券圏内も可能性がある。
 ◎4グランフォロミー
 ○3ゴールデンヒーラー
 ▲2コウジクン
 △5サンエイマジック
 △9ジェフリー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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