5月5日(祝・日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第13回ばんえい十勝オッズパーク杯」(4歳以上選抜)が行われます。
コウシュハウンカイの3連覇がかかります。それを阻みたいオレノココロに、勢いある5歳メジロゴーリキ(牡5、松井浩文厩舎)、ミノルシャープ、ゴールデンフウジン(牡5、今井茂雅厩舎)が参戦を決めたのもレースを面白くしています。格と実績を持ち出すとオレノココロ、コウシュハウンカイが一枚も二枚も上もですが、重量が710キロから720キロの軽量だけに、若馬の大駆けも考えられます。
◎4 コウシュハウンカイ(牡9、松井浩文厩舎)720キロを本命に推します。昨季オフに本走路の砂の入れ替え、馬そりの裏がね交換がありましたが、シーズン初日に行われたスプリングカップでは、2着ミノルシャープに5秒1差をつけ圧勝。今回は5歳が多く先行争いも激しくなり、単騎で逃げたいコウシュハウンカイにとって厳しくなりそうですが、重量が軽い今回は力で押し切ります。
○1 オレノココロ(牡9、槻舘重人厩舎)720キロが対抗です。4年前、3年前にばんえい十勝オッズパーク杯を連覇しています。前走のスプリングカップは主戦の鈴木恵介騎手が不在で、村上章騎手。前日の雪で流れが速く対応できず、直線だけの競馬となって3着と敗れています。今回も流れは速くなりそうですが、叩き合いになった時には、差し切れる脚を持った実力馬です。
▲7 ミノルシャープ(牡5、大友栄人厩舎)720キロが3番手。3頭いる5歳では一番末脚が切れます。スプリングカップでは逃げるコウシュハウンカイを追い詰め2着と健闘。今回は馬場も重く相手も強化していますが、好走が期待される5歳です。
<おすすめの買い目>
馬単 4→1・7・2・3(4点)
3連単(フォーメーション) 4→1→7・2・3(3点)
(文/小寺雄司)