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11月13日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「ポインセチア特別」(A級3組、名古屋競馬場1400メートル)。
A級への昇級戦でいきなり特別戦に編成されたが◎4 ヴェアリアスサマー(牡8、今津博之厩舎)がもちろん中心だ。転入初戦こそ直線の粘りが甘く2着に終わったが、その後の2走は6馬身、3馬身と逃げ切り快勝劇で飾っている。中央ダートで3勝を挙げた実力の再証明だった。8歳のベテランだが持ち前のスピードは衰えておらず、中間追い切りでも絶好の気配をアピール。距離は変わらず得意の短距離7ハロン。3連勝が有力だ。
ポイントは紙一重の次位争い。好調度と安定感が魅力になるのは○9 ラノカウ(牝4)、▲3 ルビーロマン(牡4)の竹下直人厩舎勢の2頭。ともに流れや展開に左右されやすい差しタイプだが、最近は直線で必ず末脚を伸ばして好勝負を演じている。逃げ、先行馬が多い構成で比較的速い流れが予想される。展開重視で両馬を上位視したい。
手探りな面はあるが△10 ハタノサンドリヨン(牝4、井上孝彦厩舎)、△7 ニシノオリーブ(牝4、坂口義幸厩舎)の転入馬2頭は軽視できない。ともに戦歴から当地A級での勝ち負けが十分期待できそうだ。とくに調教ムードがよく臨戦態勢が整うサンドリヨンには警戒が必要。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔3・7・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 4→3・7・9・10→3・7・9・10 3・7・9・10→4→3・7・9・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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