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9月1日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「花野特別」(A級5組、名古屋競馬場1400メートル)。
出走馬9頭のうち、8頭までが前開催A級4組からの臨戦。前走は4着に終わったが、上積みが大きい◎5 ランボシ(セン6、竹下太厩舎)を狙い撃ちだ。手探り面があった転入初戦の前走。最後はバテたものの好位キープからコンマ8秒差の4着に食い下がった走りは、いきなりメドが立つ内容。レベルの高い南関東、兵庫で計5勝を挙げた地力の片りんものぞかせた。軽めの調整で臨んだ前走と変わって中間は調教を強化。馬なりながら時計を出す追い切りを消化し、上昇気配もうかがえる。コース慣れなど多くの面で上積み材料が見込める移籍2戦目。前進に大きな期待が持てる。
前走4組で最先着を果たしたのは○3 アルレーサー(牡5、竹下太厩舎)。主導権を握ったアビゲイルが軽快に逃げ切ったが、昇級初戦ながらいきなり2着に追い込む価値ある走りで、好調さもアピールした。距離は前走と同じ1400メートルで、相手もほぼ同じ。当然、勝ち負けだ。
転入馬の▲6 イダエンペラー(牡5、川西毅厩舎)の取捨も大きなポイント。芝ながら中央2勝で、兵庫のA2混合で2着に粘ったこともある実績派。主戦場は中距離以上だが、あっさり劇があっても驚けない。
ともに注文付きだが、最内1枠スタートも馬群をうまくさばき切れば△1 リリーマイスター(牡5、迫田清美厩舎)の差し脚や、先制が叶えば△9 ユウストレート(牝4、角田輝也厩舎)の粘り込みも十分狙える。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔1・3・6・9(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・3・6・9→1・3・6・9 1・3・6・9→5→1・3・6・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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