レース展望・予想 |
6月2日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「蟹江特別」(A級4組、名古屋競馬場1400メートル)。
昇級初戦でも◎6 ヴェル(牝5、川西毅厩舎)があっさり突破だ。メンバーに同タイプの先行ライバルは少なくないが、休養効果で復帰後のヴェルは、スタートの鋭さに道中のスピードがアップした印象がある。B級戦でも前走は粒ぞろいの2組特別を爽快感あふれる快速ランで一蹴。コンビを組んだ戸部尚実騎手が直線で気合をつける程度のほぼ馬なりで、6馬身ちぎる圧巻Vでアピールした。舞台は引き続き【6・1・0・0】とパーフェクト連対を誇る、得意の当地1400メートル。中間のムードも依然として順調。相手強化されたA級初戦もセールスポイントの快速先行でクリアする。
相手には展開を考え、同じ先行タイプよりも、差しタイプに食指が動く。末脚さえる○5 クインズダルビー(セン7、宇都英樹厩舎)はA級昇級後の最近2走も3、2着と、ともに馬券貢献を果たしている。勝ち馬との着差も0秒3、0秒4差で好勝負を演じ、変わらず好調をキープする。巻き返しを狙う▲2 フェノワール(牡5、今津勝之厩舎)は前走こそ久々に崩れたが鋭い決め脚が売り。ともに差し勝負に持ち込めば勝ち負けだ。
一方、注文はつくが、先行勢に有利なペースでレースが推移すれば、△4 ピンポンダッシュ(牝4、角田輝也厩舎)、△9 スマートラミア(牝4、塚田隆男厩舎)らにチャンスが生まれる。
<おすすめの買い目>
馬単 6→2・4・5・9(4点)
3連単(1軸流し) 6→2・4・5・9(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
■レース展望・予想一覧 |