斎藤修の重賞ピックアップ

【7/13金沢スプリントカップ】遠征での重賞2勝目狙うトーセンレビュー

 南関東、兵庫から各2頭、北海道、名古屋から各1頭、計6頭の強力な遠征馬があり、地元馬には苦戦となりそうなメンバー。
 浦和のトーセンレビューは兵庫ウインターカップがナリタミニスターに半馬身差の2着だったが、その後名古屋に遠征した東海桜花賞では、ハナ、クビという接戦でナリタミニスターを3着に下した。コーナー4つの1400メートル戦の実績も十分で、今回のメンバーでは実績上位。
 中央3勝クラスではやや頭打ちとなって兵庫に移籍したメイプルグレイトは、再転入後の園田・姫路で8戦6勝。門別では1200メートル戦で7連勝があり、中央でも1200メートルを中心に使われていたが、小回りの園田1400メートル戦でも成績は安定している。兵庫ウインターカップは5着だったが、その後は目下4連勝中と好調なだけに、兵庫ウインターカップで先着されたトーセンレビューを逆転しての重賞初制覇も期待できそう。
 北海道から遠征がイダペガサス。前走北海道スプリントカップJpnIIIこそ11着だったが、今の北海道の短距離路線は中央オープンとも互角に戦えるほどレベルが高く、その中で1200メートルの特別戦で1着、3着という実績。地方の小回り1400メートル戦は今回がはじめてとなるが、能力的には◎○にヒケをとらない。
 南関東のオープンで善戦のザイディックメアや、園田・笠松で重賞6勝のエイシンエンジョイなどは押し出される形で△まで。
 笠松グランプリ2着、東海桜花賞4着などのあと金沢転入初戦を勝ったウインオスカー、徽軫賞を勝って日本海スプリント2着のネオアマゾネスら、地元実績馬は連下にからめるかどうか。3連勝でトライアルを勝ったサクラエンパイアや、JBCイヤー記念2着で金沢スプリングカップを勝っているファストフラッシュまでは印がまわらない。
 ◎9トーセンレビュー
 ○3メイプルグレイト
 ▲1イダペガサス
 △12ザイディックメア
 △6エイシンエンジョイ
 △2ウインオスカー
 △7ネオアマゾネス
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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