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10月16日(金)の名古屋競馬メイン第12レースは「トルマリンオープン」(A級1組、名古屋競馬場1800メートル)。
上昇一途の◎8 タイガーアチーヴ(牡4、原口次夫厩舎)がここも中心だ。A級昇級後、無傷の4連勝を飾って現在、ノリノリ状態。7、4、4、5馬身といずれも2着に明確な着差をつける快速先行で仕留めてみせる。同条件同距離だった2走前の1組が特に会心の勝利だった。速いペースでの逃げになったが、後続の先行馬を難なく退け、スイスイとゴールまで駆け抜け、しかも好タイムをマークしてみせた。手ごろな構成だったとはいえ、前走の仲秋昇竜戦もあっさりねじ伏せて、依然として好気配。内枠に同タイプの先行ライバルはいるが、セールスポイントの快速先行でさらにファンにアピールしたい。
○1 ポルタディソーニ(牝6、瀬戸口悟厩舎)の前走・秋桜賞8着は、ハイレベルな地方全国交流重賞で直線では不利もあった。今年に入って成績今イチの、展開が忙しい1400メートルの距離も影響したようだ。前回より調教は強化され、好走が多い内枠スタートも大きな上積み材料。名古屋の安定女王の反撃が十分ありそうだ。
絶対王者▲6 カツゲキキトキト(牡7、錦見勇夫厩舎)の巻き返しあるかも、レースのポイントだ。前走は好位2番手からレースを進めたが3コーナー手前で早々に失速。まさかのシンガリ敗退を喫した。ただ1年もの長期ブランクとケガ明けで息がもたず、大敗は仕方なかった。この中間は乗り込み量を増やして、併せ馬での追い切りメニューも消化。仕上がり途上段階と言えそうだが、高い実績からノーマークにはできない。
休養明けも最終追い切りの動きがよかった実績馬△2 サムライドライブ(牝5、角田輝也厩舎)に、距離実績上々の△7 ミラクルシップ(牡6、川西毅厩舎)もV圏内。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔1・2・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・2・6・7→1・2・6・7 1・2・6・7→8→1・2・6・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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